接木(家庭菜園で素人でも出来る接木)野菜、素人でも失敗しない方法。ちなみに台木は「カボチャ」や「夕顔」
接木苗は何故いいか、について新理論を、、、一合飲んで、ごんごう酔いして居るオヤジがそれを説く。


左紫色が台木で、右緑色が接ぐもの(目的の穂木)。接いだ所をクリップ(ものによってはクリップを2個使用)する。切り口の方向は間違えないこと。カミソリの刃で、台木は切り下げ、接ぐもの(穂木)は切り上げ。台木も接ぐもの(穂木)も、両方の産毛は切り込みを入れる前に削ぐ方がよい。接ぐ(合体又は結合)前に台木の芯芽は切り(摘芯)、台木の葉は必ず1〜2枚残す、その点は挿し木用の穂と同じ。接ぐ穂木(目的の穂木)は芯芽を切らずそのままでよい。万が一目的の穂木の芽を間違って切ったとしても、そのまま接げばよい、いずれ芽は出る。


台木も、接ぐもの(穂木)も、苗床から持って来て、接いで(合体結合すること)からポットに植え替える。写真は接いだ所、接ぐ前に、台木のトップ芯芽は切り(摘心)、台木の葉は一枚か二枚残す。1〜5日目頃、目的の穂の根側(写真の場合右側)をつぶす(但し、接いだ時につぶしてもよい、湿度と温度に要注意)。左は台木の根だからそのまま育てる。必要ない台木の上側は接いだ7〜14目(温度や湿度や地域差あり)で切る。接いだものは7〜14日間くらい遮光する。但し、当方(私)の場合は、接いだものは半日陰(半日太陽が当たる)に置いてあるだけ、5月。しかし失敗を減らす意味から接いだら直射日光を避けて育てた方が良い(温度と湿度に関係するから時期と地域差があると思う)。霧吹きを一日2〜3回やった方がよい。


接いで約7〜14日で台木の上は切り、目的の穂の根側は接いだ日から1〜5日目頃つぶす(写真の場合右側)をつぶす(但し、接いだ時につぶしてもよい、湿度と温度に要注意)。つぶした根は自然に枯れる(つぶした所が枯れるまで待つ、完全に枯れるまで切らないこと、そのまま放置した方が無難である)。写真は根側をつぶして3日目。当方の場合半日陰に置いているだけで問題はない、(5月)。しかし失敗を減らす意味から直射日光をさけた方がよい。霧吹きを一日2〜3回やった方がよい。


写真は必要ない根、左側をつぶして10日目ほとんど(90%)枯れている(完全(100%)に枯れたら、切り離しつなぎ目を整える、しかし大きくなるまでそのまま放置した方が無難である)。台木の上(不必要)は接いだ7〜14日目で切る。つぶすのは地面に近い方がよい。つぶした所は自然に枯れ、上(穂木)に養分が行かなくなる。穂木の養分は自然に台木から取るように成る(接木目的達成)。自然の摂理で植物は養分(又は水分)の流れるバイパスを替えることが出来る。霧吹きを一日2〜3回やった方がよい。

素人(ベテランではない者)の場合、穂に根がないものを接ぐ時は、失敗がある。つまり、いきなり首(切り接ぎ穂)を切ってきて接ぐ訳だから、根無し穂を継ぐ場合は湿度や温度管理等々管理が難しい。よって慣れるまで、目的の穂木は根があるものを接ぐことを進める。根無し穂木(切り穂)を使用したい時は慣れてからトライしてください。根無し穂(接ぎ穂)の接ぎ方は若干違うので、ここではそれ(根無し穂の接ぎ方)は説明してないが、いずれその方法も説明します(実際はその方法は簡単である、が)。


地面に植えた台木へ接ぐ、この方法は素人でも失敗しない方法である、が大量に接ぐ必要がある専門農家(ベテラン農家)はこの方法ではない。この場合接いだ日から7〜14日間、雨と太陽を避ける為日傘(100円コーナーの日傘でもよい)をさす。この地面に植えた台木に接ぐ方法は万が一失敗しても台木は残るからその台木に再度接ぐことが出来る。又は失敗しても台木(カボチャか夕顔)をそのまま育てることも出来る。勿論最初から台木も穂木も地面に植えてそのまま接ぐことも出来る。この場合台木と穂木は2〜3センチくらい離して種を蒔くこと。この方法も万が一失敗しても再度接ぐことが出来るから、ポット苗とポット苗接ぎより安心である。この方法は根の温度がほとんど一定だから樹木(台木も穂木も)の勢いがあり、後の処理管理がひとつ減る(ひと仕事減る)ことになる。
接ぐ側(穂木側のポット→写真の場合黒色)には、接いだ日から水をやらないこと、いずれ養分は台木から取るようになるから取り立てて水やる必要はない。勿論水やっても問題はおこらないが不必要と思う。
 つぶす方法は、指でつぶすか、ペンチかラジオペンチ等でつぶす。必要がない根側はつぶすだけで絶対に切らないこと。つぶして自然に枯れるのを待つ、枯れたらそのまま放置するか、枯れたら切り離しつなぎ目を整える。そのまま放置した方が失敗がないと思う。



直播のかぼちゃは1.5m伸びているが、その第一子づるにゴーヤーを接いだもの、傘の下橙クリップがそれ。カボチャの他の子づるに胡瓜等を接いでもかぼちゃ台木は自根胡瓜と同じ又はそれ以上の収穫が期待出来る。
日傘は黒色が良いが、100円コーナで売られているのは赤茶色が残っていた(5本買った)。
穂木の根側の幹つぶしで、その根側が枯れ、05月-31日接木成功確認。かぼちゃとニガウリが同時に実?が成るであろう。更にその後第二子づるに「プチメロン」第三子づるに「胡瓜」を接いで居る。カボチャ親づるは5mも伸びている。

■■ クリップに洗濯バサミを使う場合、、、挟む所がつるつるで半円柱形に成っているものが良い、挟む所に段差があるものは不適当です。100円コーナーで、20個で100円で売られている挟む所がつるつるに成ったものが良い。100円で30個のものは不適当です。でぇ、挟む所を柔らかくソフトにする為、アルファベットの「C型」に成っているバネをペンチ等で若干伸ばします。更に洗濯バサミの場合は挟む所(9×12mm)が大きいので、小さいものでも挟めるように、挟む所に「ガムテープ」を張り小さくなるようにコントロールします。洗濯バサミはクリップの本物より重いのが弱点です。しかし大きなものを接ぐ時は洗濯バサミが適当です。

 上記等の説明を理解出来るのであれば素人でも失敗なく(100%)接ぐことが出来ます。
 クリップは洗濯ばさみ(改良必要)でも出来るが本物は200個で1.300円くらいで、JA(農協)等で売られている。
 ウィルス(植物独特の病気)を気にするのであれば、「殺菌剤」や「農薬」や「消毒剤」を毎日まくこと。
 ちなみに当方(bigpapa)は一切気にしない。無農薬主義で化学肥料は一切使用しない主義である。
 接木の目的は、連作障害や病気を減らす為である。その為に長期にわたり収穫出来る。
 つまり、カボチャには連作障害がない、又はきわめて少ないと言う過去のデターから、それに
   方程式理論を当て嵌めれば、故に、接ぎ木苗は雌花が多いことやいろいろな点
   有利であることが理解出来ると思います。

★★★ 接木による有益な特性、接木しない苗の場合、ある種類によっては、オス花のみで、メス花が数ヶ月間も現れないことが分った(ある胡瓜のC2とC1が雄だけ←3月から5月29日現在)。でぇ沖縄の専門農家にそれを話すと、彼が言うには「接木苗の場合すべて雌花だけ数ヶ月間、と言うこともある」とのことである。つまり、それに方程式理論を当て嵌めると、接木すれば雌の花が多くなる傾向と言うことになります。つまり、専門農家は苗の1%くらいを接木をしない苗(自身の根の苗→自根)を植えれば良い結果を産むことになります。あなたも何ヶ月も雄花だけ、と言う経験がありませんか。そのうち、「雄花だけとは知らずに、ああこれは失敗」と思い込み、ありませんでしたか。

 但し接木すれば雌花が多い、と言う論理は過去の書物(農業博士等による論文)には無い理論でるあるからして、信じるか信じないかはあなたの自由です、あしからず。私が重視した、その理論の根拠のひとつは台木側の「かぼちゃと夕顔」の性質にあります。かぼちゃと夕顔には片寄った(雄花のみ長期間)花の咲き方は過去に聞いた(過去の専門家による論文等含め)ことがない、その経緯(過去に雄花のみ)がない。かぼちゃと夕顔は自然交配でよく育ち雄花雌花が揃う手間要らずである、(カボチャや夕顔の場合長期間雄花のみと言うことはあり得ない)。それ等の経緯(又は根拠)からして接木苗は雌花が多い(雄のみは在り得ない)と言う理論を導くことは容易である。しかしそのことは過去の書物にはない。

 更にかぼちゃには連作障害が無い又はほとんどないと言われている。私個人で、かぼちゃと夕顔に人口受粉してたことはない、すべて自然受粉(自然交配)のみである。但しビニールハウス(又は季節外れ)の場合は蝶や蜂や虫やハエや蟻が居ないので人口受粉の必要があると思われる(自然界では蟻類も受粉を加勢している事実を知るべし、これも知識人や教育者の過去のデーターには無い事実である。農薬や化学肥料を使用しないから発見出来る自然界の不思議、蟻も植物にとっては益虫と思われる)。しかし農薬や化学肥料の使用を否定する者ではない、農薬や化学肥料等を有効に使用しないと売り物は作れまい。

 トマトは連作障害がある、とすべての書物は書いてある(教えている指導している)が、私の10年間の観察から、トマトのある種は連作障害がみられないことが分った。つまりそのトマトに接げば連作障害がなくなる可能性がある。(トマトに接げる野菜、ナス等)。つまり、トマトのすべてが連作障害がある、とは言えない。これも新発見であろう。物書き(博士や教育者、つまり知識人)はそのような経験は出来ないと思われる、だからそのようなことは書物にはない。それは教育システム(教育者はある面洗脳されている又は自己洗脳している)にある。あまりにも過去のデーターを鵜呑みにする傾向、そうせざるを得ない(教育者は過去のデーターを鵜呑みする必要があるから)と言うシステム故であろう。

 何故、接木苗は雌花が多い、と言えるか、と言う論理のもうひとつの根拠は、生物(動物も植物も)も、子孫繁栄(生物種の保存の法則)の法則から、身体的危険を察知すると、直ぐ花を咲かせる(動物の場合すぐ発情する)、と言う性質を持っている。つまり、接木により、苗は切り刻まれる過程で、危険と察知し、雌花を増やすと考えられる。動物もそれと同じ傾向を表します。それ等(台木のかぼちゃや夕顔の性質)が相俟って接木苗は雌花が多いと考えられます(それ等の理論からして接木苗の場合オス「雄」のみは在り得ない)。これ等の理論は過去の書物(教科書等)には無い理論故、鵜呑みにする必要はない。もしも私の理論と同じ理論があるならば私の認識不足である。

 もしかして、過去のデーター認識不足で、過去に同じ理論があるかもしれないから、同じ理論が過去に在るのであれば私にお知らせください、お願い致します。メールはココ

 リンクフリーですが、ここの理論や写真を記事(活字等々)にする時は許可が要ります。
   この理論は実際に経験がないと書けない理論である。この理論の文責はすべて管理者bigpapaにあります。

 但し、接木すると、良し悪しき(利点欠点)は別にして、元の性質と若干違うことがある(味や硬さ柔らかさ等々)
   しかし、販売されている農産物の90%は接木によるものと思われる。

★★★★★ 環境変化?により3〜4m伸びても雄花のみの胡瓜C1とC2の件は、水をやらず仮死状態(成長を止める?)にして、、、こんどは水をやり生かし、、、これを2〜3回繰り返すことで、植物は危険を察知して雌花を咲かす(生物の種の保存の法則→性?変換(転換)の術→子孫を残し生き延びる)。C1とC2は現在その方法を進行中である。更にC1とC2は接木の為に採り木の方法で接ぎ穂を作っている。C1とC2とC3→写真はココは同時期に種を蒔きC1とC2は成長(花咲が早い)が早かったが、遅く咲いたC3は4月後期から収穫出来5月31日現在も収穫している。(C1とC2の雄花のみ、その回避?の件2004/05/31記載)

C2に雌花2つ確認(2004-06-02)
C1に雌花一つ確認(2004-06-11)、C3(四葉きゅうり←中国名スウヨウ)はすでに(6月5日)種を取って保存(C3を黄色完熟させた長さ47センチのものから種を採取)したことからも、C3より苗が7日も先に大きくなったC1(レモンきゅうり)は、癖があり家庭菜園(誰でも簡単に栽培)には不向きと思われ、進められない。C1の4株とも雌花が出ない状態には唖然とした、しかし雄花だが各節ごとに咲く見事さ。C1は雌花が何時でも自然に咲くように改良する必要がある。C1自体が好きな条件によっては各節ごとに実を付けるであろう。普通のキュウリみたいに雌花がよく咲くよう改良に挑戦することにした。来年の春には改良した種を配布する。

長所 短所
かぼちゃ
台木の場合
蔓割病に強い。
低温伸張性あり。
吸肥力が強い。
担果能力が最高。
連作に強い(連作障害は無い?)。
諸長所により長期にわたり収穫可能(6ヶ月間)
草勢が強くなりすぎる
(特徴を利用すれば長所)。
変形果が多い。
肉質の劣化アリ。
夕顔
台木の場合
果実の外観がよい。
肉質・食味が良好。
耐肥性がある。
担果能力はよい。
連作についてはデーター不足。
(個人的意見として
連作に強く障害を確認してない)。
諸長所により長期にわたり収穫可能
ユウガオ蔓割病に罹病。
低温伸長性はカボチャより
やや劣る。

沖縄みたいな温暖な気候であれば夕顔の方が若干いいかも?、しかし連作には不向きかも。
しかし、上記の特徴から、二段接ぎ(かぼちゃ→夕顔→目的苗)の方が更に良いことがわかる。但し、二段接ぎがデーター通り行くかは疑問でよくわからない。二段接ぎが手間ひまかけてはたしてペイするかも疑問である。今後実験を重ねる必要がある。はっきりするのは5〜10年必要であろう。


★★★ ラブラブ接ぎ木の方法



上写真左が接ぐもの、右が台木。台木は芯を摘み二葉を残す、そこに
刃を入れて割く、つまり股割り状態。そこの股に接ぐものを挟み込む。
(
接ぎ木が穂木を抱き込む→ラブラブ接ぎ)。穂木は左右を1/3づつ削ぐ。
この場合、穂木は根が付いているものである。穂木が根無しを接ぐ場合
は、湿度や温度管理が必要である。ちなみに専門職は根無し穂木を継ぐ。


写真右の台木が穂木(左側の穂木)を抱き込んでクリップする。

下記写真右側が本物(生産農家使用)のクリップで200個で1.300円、左側が100円シヨップで売られている、代用品でいろいろ使え、木製である。60個で100円である。ちなみに本物(生産農家使用)はプラスチック製。

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