国家を象徴する動物たち

タグ：国家　動物

発信時間： 2015-09-12 09:12:46 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

鷲も人気

西洋文化において、動物を使って国家や民族の象徴とする伝統は、紋章でよく見られる。面白いのは、ヨーロッパで百獣の王ライオンを紋章に使う割合が最も高く、その次が鷲であることだ。

ライオンと同様、鷲も西洋文化において所縁の深い動物である。聖書にも「鷲のように翼を広げて羽ばたけ」という語句が出てくる。鷲の飛行高度、速度、範囲は、ヨーロッパ文化において様々な象徴的意味を持っており、最も人気のある象徴的動物の1つとなっている。

ロシアでは双頭の鷲が国章や国の象徴として使用されている。現在、双頭の鷲はロシアを代表する象徴の1つになっており、国際政治で国家選択に右往左往する様として描写されることもある。

ドイツも鷲の擁護者だ。力と勇気を象徴する黒鷲は、常にドイツ人の求めるイメージとなってきた。歴史的に見ると、ドイツも多くの期間を双頭の鷲を国家の象徴としてきた。

冷戦期間にロシアと世界の覇権を競ってきたアメリカもまた、鷲が国家の象徴である。

「中国網日本語版（チャイナネット）」2015年9月12日

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