政策体系の考え方

 政策体系とは、政策、施策、基本事業の順にデザインした課題体系のことです。政策が目的だとすると施策はその目的を達成するための手段であり、さらに施策の目的を達成する手段として基本事業があるというふうに目的、手段の順の体系で考えます。

 また、それぞれの段階ごとに目的を対象と意図(注)に分解し成果を意識し、それぞれの関連性を考えます。

 具体的な構成を例示すると以下のようになります。

政策体系

対象と意図
施策(または基本事業、事務事業)が働きかける「対象」は何か。
その対象をどのような状態にするのかが「意図」

施策とは

施策とは、長期振興計画の基本構想で掲げた市の将来像 (第6次計画の将来像は「人・自然・文化-島の宝が育つまち」) を実現するための政策課題として設定した基礎単位であり、市民の皆さんと協働して解決すべき課題です。

  • あくまで施策が先にありき。
  • 現状の事務事業を寄せ集めたものでは決してない。
  • 現状の組織の単位でもない。
  • 具体的に何をどのような状態にしたいのかという目的がわかるもの。
  • 施策の目標は市民と一緒に達成していくもの
  • 人間の身体に例えると、施策は病気、事務事業は薬

事務事業とは

事務事業とは「ある目的をもって、予算や人を投入して行う活動」をいいます。

  • 事務事業には、
    1.課題解決的な活動(事業) (例)ファミリーサポート支援事業
    2.定型的な活動(事務) (例)住民票発行事務がある。
  • さらに市民対象と内部組織対象の事務事業がある。
  • 事務事業は必ずしも「予算費目」ではない。
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