腰痛になりやすい姿勢や動作の根拠とは？　またその対策・予防は？

「体を後ろに反ると腰が痛い」という方が多いように感じます．

そういう方の多くは，右の写真右のように，

胸が張れずに腰だけで反っていたり，

骨盤の前傾が少ないために膝を曲げて後ろに反る傾向があります．

腰だけで
反ってしまっている

骨盤の前傾がない

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このように後ろに反ると腰に大きな負担となります．

原因は様々ありますが，多くの場合，

�@胸椎が硬くて反らない．

�A腰回りの腹筋が弱くて，腰だけ後ろに反りやすい．

�B主に股関節が硬いために骨盤の動きが小さい

という，以上3点が考えられます．�Aと�Bについては前述してきましたので，ここでは�@に対して行う体操を紹介します．

胸がはれない

胸椎の柔軟性を改善させる体操は，

写真のように，椅子に腰掛けてテーブルに手を置いて，腰をなるべく反らさないようにしながら胸を張ります．

はじめに猫背の状態から胸を張るようにすると，動きが分かりやすいかもしれません

．もしこの体操で腰が痛くなれば，腰の反りが大きくなっているかもしれません．痛くない範囲で行い、痛くない範囲を広げていくようにしましょう．