第15回 数の大小(4年生) | 中学受験Walker

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中学受験塾教室長15年目◆中学受験 小6になってグンと伸びる子、ガクンと落ちる子 【完全版】著者◆中学受験の勉強法や情報を発信します。

日能研では4年生でおよその数(概数)を扱います。
単独で扱うのは最初で最後ですから意外と大事な回です。

その中でそんな大事な回だと知らない子どもたちは
気が付いたら概数へ苦手意識を持ってしまっているかもしれません。

まずは、切り上げ、切り捨て、四捨五入をシステマティックにできるようにしましょう。

(例)4001を千の位までのおよその数(切り上げ、切り捨て、四捨五入)にしなさい。
という問題のときに、

step1:「千の位までに」に注目して、千の位にアンダーラインを引く
step2:アンダーラインを引いた数よりも後ろの数字(この場合は001)を○で囲む
step3-1:切り上げ:「001」から矢印を引っ張って千の位に1をたす。→結果:5000
step3-2:切り捨て:「001」をばっさり切り捨てて「000」にする。→結果:4000
step3-3:四捨五入:アンダーラインを引いた数の後ろの数字に注目して、0~4ならば切り捨て、5~9ならば切り上げをすればいよい。この場合は「0」なので切り捨て→結果:4000

0の数が多いときにはていねいに数えてください。

 

 

4年生の「四捨五入」のいわゆる逆算。

「何以上何未満」や「何以上何以下」と答える問題でつまづく生徒が多いです。

 

苦手な生徒にはまず「できるようにする」という方針のもと、「割合」の単元同様システマティックに解ける方法を教え、四捨五入にならしていくことをおすすめします。

 

(例)ある整数を四捨五入して一万の位までのおよその数にすると、300000になりました。この整数の範囲を次の形で答えましょう。

 

(1)何以上何未満

 

(2)何以上何以下


 

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この問題の場合は、「一万の位まで」というところにアンダーラインです。

「一万の位まで」→「千の位」を四捨五入です。

 

そして未満のときは「(その位※今回は千の位から)5ひいて、5たす」という作業をすればいいのです。

「5ひいて、5たす」だけです。

 

以下のときは「(その位※今回は千の位から)5ひいて、5たして、(一の位から)1ひく」のです。

「5ひいて、5たして、1ひく」だけです。

 

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