学校も卒業まであと数日です!
いくつかの大学の帰国子女入試では、推薦状(Recommendation Letter)が必要になります。
私は理工学部で帰国子女入試をする予定です。
理工学部で推薦状が必要な主要大学は、私立は、早稲田大学くらい。国立は、東大、北大、東北大くらいでしょうか。
というわけで、僕がこの推薦状をお願いしたときのプロセスを書いてみたいと思います。
1、Seniorの年が始まってすぐ
高校の最高学年が始まって、帰国まで1年前というくらいの時期に、仲のいい先生に推薦状を僕のために書いてくれるかききました。
年の早めにきいたのは、先生によって書くのに時間がかかるかもしれないのと、推薦状を書いてくれる先生を早目に探しておきたかったからです。
先生によっては、時間に余裕のある長期休みにしか書かない人もいるので、早めにきいておくのが一番です。理想はJuniorの年の終わりにききたい。
そして先生の選び方です。
基本的には自分が行きたい学部に関係している教科を教えていて、なおかつ自分のことをよく知っている先生がいいです。
(大学によっては、校長やカウンセラーの推薦が必要なところもあります。)
僕はコンピュータ系のことを大学でもやりたかったので、コンピュータの先生にお願いしました。
その先生には、Sophomore(10年生)からお世話になっていて、APを含む3教科を教えてもらっていました。
その先生は日本が好き!ということでとても仲良くしていただいて、校内の様々なプログラムにも僕を推薦してくれていました。
これ以上の先生はいない!ということでその先生にお願いしました。
seniorの年の初めにきいたときは、推薦状は 1〜2週間もあればできる、ということだったので、学年末にもう一度お願いすることにしました。
2、推薦状のお願い
そして、学校も残り3週間くらいになったとき、改めて先生に推薦状のお願いをしに行きました。
丸一年前にお願いしたのに、推薦状のことを覚えててくださって、推薦状を書くことを快諾してくれました。
詳しい説明はメールでしてほしい、ということだったので、その日の夜 メールを出しました。
メールに書かなくてはいけないことがたくさんあります。
①自分のレジメの添付
先生は基本的に学校の授業中の僕のことしか知らないので、学校でやっているクラブ活動や、学校で得た賞、校外のボランティア活動などについてまとめたレジメを書きます。
大学入試用のレジメのテンプレートは、検索するとたくさん出てくるので探してみてください。
自分のやつを貼っとくけど、個人情報漏洩がこわい。
②テンプレートを使う旨と、締め切りの日などの説明
推薦状のテンプレートをメールに添付してください。正しいテンプレートかしっかり確かめること!
僕は確認不足で、間違ったテンプレートを送ってしまいました。先生申し訳ない。
テンプレートがない大学もあるので、そのことも伝えるといいかもしれません。
③テンプレートがまだ出てない学校もある旨と、夏休みや来年度にまたお願いしなくては行けないこと。
推薦状が必要な大学うち、このブログを書いている時点(五月末)で、テンプレートが出てるのは、早稲田くらいです。
他の大学はテンプレートがでるまで待って、それから改めて先生にお願いしなくてはいけません。
④厳封のお願い
日本以外の国では、厳封が伝わりにくいことがあるので気をつけてください。
厳封とは、封筒を閉じた後に、閉じたヒラヒラの部分にサインやスタンプを押してもらうことです。
先生によっては、自分を紹介するパラグラフや、どのようなことを書いて欲しいかの説明文を求められることもあります。
基本的には、これを全部おくって、先生がかいてくれるのを待つだけです。
僕は全部おくった後に、封筒を先生に届けて、質問がないかききにもいきました。
僕はメールを送ったのが火曜でした。
先生から金曜にはできてるよ!といわれたのですが、次の日にはもう出来上がっててびっくりしました。
今回はとてもスムーズに行きましたが、思い通りにいかないこともあるので、時間に余裕を持って行動してください。
推薦状の用意がおわって、残すは成績証明書と卒業証明書の準備です。
こっちも頑張ります。
今日の単語
このコーナーではアメリカの学校生活やテストで役にたつかもしれない単語を紹介します。
legitimacy — 正当性、合法性
The professor weakens the legitimacy of the bill using evidence.
教授は証拠を使ってその法案の正当性を弱くした。