2023年6月17日、北海道新聞はJR北海道が無人駅42駅の廃止を検討していると報道しました。
1日あたりの平均乗車人数3人以下を目安を示し続けており、334駅のうち1割以上を占めます。
2016年から経営効率化のため、積極的に始まったJR北海道の駅廃止。2023年3月末限りまでに路線そのものの廃止含め計104駅が廃止されました。特に2021年春のダイヤ改正では宗谷本線だけで12駅が廃止されました。この時宗谷本線では利用者の少ない廃止対象駅について、沿線自治体が駅維持管理費を負担して残すか、駅を廃止するか判断を迫られています。
今回廃止検討駅として示された駅の中には、こういった自治体が維持管理して残る駅も含まれます。2023年6月29日現在、駅存続に関して廃止決定や自治体との協議状況など、公表されている部分をまとめます。