いつもありがとうございます。さて本日は、
稲盛和夫著、「心を高める、経営を伸ばす」より、ご紹介します。
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この公式は、平均的な能力しか持たない人間が偉大なことをなしうる方法は
ないだろうかという問いに、私が自らの体験を通じて答えたものです。
能力とは、頭脳のみならず健康や運動神経も含みますが、多分に先天的なものです。
しかし、熱意は自分の意志で決められます。
この能力と熱意は、それぞれ０点～100点まであり、それが積でかかると考えると、
自分の能力を鼻にかけ、努力を怠った人よりも、
自分には頭抜けた能力がないと思って誰よりも情熱を燃やして努力した人の方が、
はるかに素晴らしい結果を残すことができるのです。
そして、これに考え方が加わります。
考え方とは、人間としての生きる姿勢であり、
マイナス100点～プラス100点まであります。
つまり、世をすね、世を恨み、まともな生き様を否定するような
生き方をすれば、マイナスがかかり、人生や仕事の結果は、
能力があればあるだけ、熱意が強ければ強いだけ、大きなマイナスとなります。
素晴らしい考え方、つまり人生哲学を持つか持たないかで、
人生は大きく変わってくるのです。
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なるほどなあと思います。
どんなに能力や情熱があっても、考え方、人生哲学、まさに人格が
なければ、マイナスであれば、その能力や情熱の高さの分だけ、
マイナスになるとは、まさにその通りだなぁと思います。
原子力という高い能力を、たくさんの命を殺傷する原子爆弾のために使うのか、
また、発電をしてみんなが豊かになるために使うのかに似ている気がします。
やはり、何をするにも、考え方、人格が基本となり、土台となるのだと思います。
たくさんの方々を喜ばせる、幸せにする、笑顔にする、そして何事にも感謝する
そんな人格を磨きながら、日々精進していきたいと思います。
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