「段階の選択」の注意点
JK式人事考課制度の内容と評価の仕方を説明します。
JK式人事考課制度の作り方は動画やPDFファイルで紹介していますのでご確認ください。
段階の選択のところでは、それぞれの出来事に対しての考課項目・要素が決まったら、最後にそれぞれの評価段階を決定します。
当社の人事考課制度では、5段階で判断しますが、基本は3段階です。
真ん中の3は標準であり、期待通りという意味です。平均ではありません。会社の期待通り、上司の期待通りということです。
4はその期待を上回った、2は下回ったということです。基本的にはこの3段階で考えますが、例外的に1と5が発生することがあります。
3は期待通り、2は下回ったということですが、1は大幅に期待を下回ったではありません。大幅、小幅の判断が人によってバラバラになります。下回ったらすべて2と判断します。その中で業務に支障があった場合1とします。
5も大幅に上回ったではありません。上回った場合はすべて4と考えます。その中で高い基準を上回った場合を5とします。
ただし、数値目標の場合は、大幅、小幅の判断ができますから、1や5も達成率で設定することができます。