今回の内容は

家事代行スタッフの求人をみつけて


直感的に「この仕事だ!」と感じた、

その『理由』についてのおはなしです。

 

結論から さきにいうと

「家の手伝いをしたことがあるから」で

 

そこには

『つらく かなしい事情』がありました。



今回は その『事情』もあわせて

過去の記憶をもとに、おはなしします。

 


 

そもそも、家事代行というおしごとは

 

その字のとおり

家事を『代わり』にするおしごとです。


家事ができず困っている人の

『代わり』に家事をする おしごとですが

 

わたしは子ども(小学生)のころ

 

いそがしくはたらく母の『代わり』に

よく『家の手つだい』をしていました。

 


家の『手つだい』と、家事の『代行』は

とても 似ているところがあり、

 

家の手つだい経験がある自分だったら

できるかもしれないというのを

 

求人をみて『直感的』に感じたのでした。

 

 

では、具体的に

どんな手つだいをしてたのかというと

 

・そうじ

・雪かき

・ふとんを干す

・新聞をとってくる

・洗濯物をとりこむ

・薪(まき)ストーブの薪を運ぶ など。

 

わたしの出身は 東北なんですが

冬になると 雪がたくさんつもるので

 

雪だるまをつくってあそびつつ、

家の手つだいとして 雪かきをしてました。


 

 

じゃあ、そもそも


「なんで、家の手つだいをしてたの?」

ということですが

 

結論から さきにいうと

 

「両親のケンカ姿を みたくないから」

「父がおこってる姿を みたくないから」

 

でした。



おこづかい目的ではなく

ほめられたかったからでもなく


親や 先生から「家の手伝いをしろ」

と いわれたからでもないんです。

 

 

では、

「なぜ、両親はケンカしていたのか?」


ここからさきは

わたしが 幼少期のころの話になります。

 

長くなりますが、

よければ、おつきあいください。

 



 

幼少期(小学生)ころは


私、姉2人、両親、祖父母、曽祖母の

4世代、8人ぐらしの 大家族でした。



曽祖母、祖父、祖母の3人は

高齢によって 耳がとおくなってしまい

 

コミュニケーションのとりにくさから

おたがいに『ストレス』を感じていて

 

家のなかには、なんともいえない

『イヤ~な空気』がながれていました。  

 

 


それに、祖父には 慢性的な鼻炎があり

鼻水や痰(たん)の症状がひどく


1度にティッシュ4〜5枚をとりだして

大きな音をだしながら鼻水をかんだり、


からまった痰をだすときには、

大きな『痰はき音』をだしていました。



家族みんなで ごはんを食べているとき

その 鼻水や 痰をだすときの『音』が、
神経質な父には 耳ざわりだったらしく

いつも 家のなかには

『イライラ・ピリピリッ』としたような

はりつめた空気がありました。





わたしは 幼少期から そんな暮らしに

『居心地のわるさ』を 感じていました。


 

「この場(家)から、はやく逃げたい」

「はやく自立して、この家から出たい」

 

と、ずっと思っていました。

 


「家にかえると なんだかホッとする」

「家族みんなが 笑顔で暮らせる」という


『絵に描いた しあわせな暮らし』とは

いっさい 無縁だったように思います。


それくらい

「実家とは居心地がわるい場所」だと


子どものころから 思っていました。



次回へ つづきます。



次回の内容は

わたしが『家の手伝いをはじめた背景』で

その背景には『両親の存在』がありました。


ふだんの 両親の生活のようす、

それを近くで見ていたわたしの心の変化、


なぜ、家の手伝いをするようになったか

くわしい内容になります。↓


質問や要望などがありましたら

こちらからお願いします。


読んでくださり ありがとうございました。