月末締め翌月末払いとは? → 具体的に教えて!! | 「経理実務・会計未経験者」に「チャンス」は無い!?

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経理実務を経験したことが無い、あなたにも 「ストーリー形式」で経理実務を伝えたい!というブログです。


      月末締め翌月末払いとは



いつもお世話になっております、
  経理実務アドバイザー アリガです。

「経理実務・会計未経験者」に「チャンス」は無い!?-mr.ariga_s






今日もブログ記事を見ていただき、本当に嬉しいです。






    「未経験者立ち入り禁止」の経理業界に対して、
      私の講義が少しでもお役にたてば幸いです。











それでは、今日の豆知識いってみましょう。


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【経理未経験者のための豆知識】

◆月末締め翌月末払いとは? 

(げつまつじめ よくげつまつばらい)とは?


→ 調べてみた!



→ 当月1日~末日までの日付が入った請求書について

  翌月の末日までに支払うこと。   


  ※支払いサイトが「30日」と考えると
   イメージしやすいかもしれません。











◆具体例は?

→ 例えば、当社が6/1 ~ 6/30に「仕入れたもの」や
  「購入したもの」の代金は
  翌月の末日(つまり7/31)に支払うよ!ということ




(簡単な例)

6月 1日 仕入 1,000円

6月15日 仕入 1,000円

6月30日 仕入 1,000円

7月 1日 仕入  300円



 → この場合

 → 当社が6/1 ~ 6/30に「仕入れたもの」は

   3,000円なので


 → 3,000円を7/31に支払うよ!ということ。








◆請求書の到着日は関係ない

当社が請求書を受領した日が例えば「7/3」でも
「6月末締め」の請求書の支払いは「7/31」です!


つまり「6月末締め」の意味は
「6/1 ~ 6/30までの期間を一区切り」として
記載した請求書ですよ!ということ。


請求書の到着日は支払日に関係しないです。。。





 ※但し、請求書の到着が遅れてしまうと
  支払いが遅れてしまう可能性があるので
  請求書を作成する会社は早急に発送するように!



 ※双方の取り決めとして契約書に下記のような
  文言を記載することもあります。

   「月初3営業日以内に請求書を送付すること」











◆実際の経理処理のイメージは?

→ 上述の例で言うと・・・

6/1 ~ 6/30に「仕入れたもの」・「購入したもの」の請求書が

7月初旬に到着します → ここから経理処理が始まります!






 ※詳細は ↓↓↓ を見てみよう!










◆経理処理のイメージを
 日付と共に詳しく説明するよ!


(7月初旬)
  6/1 ~ 6/30に「仕入れたもの」
  「購入したもの」の請求書が
  7/1を過ぎたあたりから徐々に到着する



     ↓ ↓ ↓



  7月の初旬には「支払うべき全ての請求書」を集め
  6月の費用計上仕訳を早急に入力し終える!


 仕訳例
  ○○費(6月度) / 未払費用



     ↓ ↓ ↓



(7月初旬、遅くとも7/15までには・・・)

  6月の売上と費用を確定させて
  月次決算を終わらせる!



     ↓ ↓ ↓

(7月中旬から)
  6月の月次決算が終わったら、
  7月中旬あたりから「月末の支払い処理準備」を始める
  


     ↓ ↓ ↓



(7月末日までに・・)
  7月末日には全ての請求書の支払いが
  漏れなく行われるように支払処理を完了する!


 7月末日の仕訳例 
  未払費用 / 普通預金






◆要は、やることは2つだけ!

6月の請求書を受け取ってやることは下記2つ!

 1.6月の費用計上仕訳を早急に入力して
   月次決算を早く終わらせる!

 2.6月の請求書に記載された金額を
   7月末日までに支払いできるように
   支払処理を早めに進める!





◆仕訳の意味

6月の費用計上仕訳で
計上した貸方「未払費用」

  ○○費(6月度) / 「未払費用」
          

     ↓ ↓ ↓


これが・・・

7月末日の支払いによって消し込まれる!
ということ。

  「未払費用」 / 普通預金







つまり・・・

費用として計上されるのは「6月」だけど

その支払いがなされるのは「7月」なので

それまで「未払費用」として貸方に計上しておく。







(ポイント!)
6月の仕訳として「6月度の費用と未払費用」が計上され・・

  ○○費(6月度) / 未払費用


     ↓ ↓ ↓


7月の仕訳で未払費用が消し込まれる!

  未払費用 / 普通預金



 ※この考え方は経理初心者が最初に覚えておくべきことなので
  理解できるように何回も見直しておこう!







◆おさらいとポイント!

(ポイント1)
6月の月次決算を早急に締めるためには

「如何に早く請求書を集めるか!」


ここがポイントになります(・∀・)




 ※6月に仕入れたものと請求書の内容が

  一致しているか確認する!



 ※6月の費用を適切かつ早急に計上して

  即時決算を心がけよう!







(ポイント2)
月次決算が締まった後は

7月末日の支払いが漏れなく、間違いなく行われるように

7月中旬ぐらいから支払い処理の準備を始めることも

忘れないように!ヽ(´▽`)/











◆まとめ 月末締め翌月末払いとは? 
  (げつまつじめ よくげつまつばらい)


→ 当月1日~末日までの日付が入った請求書について

  翌月の末日までに支払うこと。   



→ 例えば、当社が6/1 ~ 6/30に「仕入れたもの」や
「購入したもの」の代金は
翌月の末日(つまり7/31)に支払うよ!ということ





以上 


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「もっと実務的なことを知りたい!」という方は、下記のページに「朝出社してからファームバンキングを立ち上げ、入出金明細をチェックする様子」について記載しておきますので、よろしければご参考ください。


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それでは、また明日!

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