トウシューズってなんて可憐で可愛いんでしょう!

って、履いたことない人の幻想ですね。

なんでこんなもんを?という憤りしかありませんが、確かに踊りやすいですバレエは。

私は足が強くてポワントに「立つ」ことに苦労はなかったのですが、久しぶりに履くと力が入らず、これが立てないってことか!と納得しました。

そんなトウシューズなんですが、どうやら潰れてしまいました。

先の方がふにゃふにゃになってしまって、立てません。

ボックスがバレエシューズの柔らかさになったらやはりダメですね。

もう1つのペアはボックスは硬さがあるもののトウ部分に床を感じるようになってしまいました。

それがよい!という人もいるのでなんとも言えませんが、立つと指がつく?沈む?感じがイヤなんです…

で、トウシューズって憧れますけど、履くには色々条件がありますよね。

ちなみにロシア人は「大人は自己責任!」と言ってました。

それでも、履くまではいいとして、踊るのは結構大変です。

とりあえず大事なのはルルべです。

ハーフポイントになった時に指の付け根部分と、かかとのラインが揃ってないと立ちきれません。

そこに足指を伸ばすとトウで立った時の足になりますよね。

甲が出ないとダメと思う人もいるかもしれませんが、甲よりも足首の伸びが必要。

ルルべはバーでも沢山やりますが、トウシューズになったらプリエなしのルルべを沢山やるといいと思います。

プリエアップはどうしても飛んでしまいやすくなるので足の強さを無視しても立ててしまいます。

で、トウシューズでもハーフポイントを大事にしてください。

ここを通れないと靴に立たされている人になってしまいます。

偉そうなこと書きましたが…

足の弱い子どもとか「なんであんな角度で立てるんだ?」と驚愕することもあるんですが、それは体重が軽いからなせる技です。

大人はケガまっしぐら。

トウシューズの先を見て全体が汚れてるかどうかチェックしてみましょう。

底の方だけしか使ってなかったら立ちきれてないのかも。

ポワント立ちきれない→膝が曲がる→腰が引ける→引き上げなくちゃ!→肩が上がる

という負の連鎖になりやすいです。

ポワントワークの究極は素足の感覚で踊れるようになることですよね。

ちなみに、ポワントで踊った後にバレエシューズで踊るとすごく違和感あるんですが、みなさんどうですか??

すごい体が重く感じます。

ポワントで踊ってる方が軽い感じなんです。

なんで?引き上げえげつなくしてるからでしょうか??

だったらいいか…