「どうして急にブログを閉じたの?」
私の足元に火がつくとしたら、状況によったら雅治自身も無傷ではいられない話かもしれない
普通なら、電話で会話をする時にまずそれを何よりも先に聞くだろう
1週間ぶりだった電話、その中で、最優先緊急話題のはずで
だけど、雅治は聞かなかった
いつものように、眠たいような会話をいくつか重ねた上に、私がその話題の口火を切ってからやっと
「そう、その話も聞こうとは思ってた」と言った
複数年にわたりブロ友さん同士でいると
書いていない文字の、その奥の心の動きに気づくことがある
ブログを閉じる話をした時に
「なんだか、もうそろそろ書くのを止められるのかなと思ったりしてました」
そんなメッセージをくれた方がいた
そう、それもあった
よく見ている、書いてもいないことを
そして、雅治もよく見ている
眠たいような会話の裏に私が秘めている感情と、私の癖を
眠たいような会話の裏に私が秘めている感情と、私の癖を
少しずつ、雅治との間に流れる時と距離が縮まってきた
そのきっかけは雅治の病のこともあり、
また、この先の時の短さを感じてしまったせいもある
霧の向こうにいたシルエットは
今はくっきりした姿で私の傍らにある
くっきりと見えてきたら
私が欲しいものも見えて
雅治への思いへの惑い、が薄れ
自問自答のような問いかけは、しなくても良くなってきて
では
ここに書き連ねる意味が、今あるのだろうか・・・と