とある日の知育リトミックレッスンラブラブ


花はじきを見つけた2人。


まずは紙皿を選びます。


「わたしはあおにしようかな?○○ちゃんはどっちがほしいー?」

仲良く交渉。


そして、花はじきを半分こしてお皿に入れていきます。



お友達のお皿にも入れてあげます。


彼女たちの素晴らしいところは、相手が取る=自分の取り分が減ることは嫌なことだ‼️

と思って拗ねたりはしないところ。


お友達にもたくさん分けよう❣️

2人とも嬉しいね。楽しいね。


そう感じているのが見て取れる。


知育で言えば、目分量でだいたい半量ずつ分けることが出来ている

量感をもっているということです。これはなかなかすごいこと。

そして指先が大変器用

指先の発達は知能の発達に直結します。

指は脳が露出した器官」と言えると、個人的に感じています。


この子たちは年々少。普通だとまだまだ平行遊びしている頃。
(同じ場所で同じ物を使って遊んでいても、それぞれ1人で遊ぶこと。)

どうしてこんなに落ち着き、お友達と関わり合いを持ちながら遊べるのか?


クローバー自分の存在そのものを認められ、大きな愛で受け止めてもらっている。愛情たっぷりに満たされている。
クローバー我が子と同じようにお友達を大切に見守ることのできるご両親。
クローバー優しく受け止めてくれる子育て広場のスタッフやお友達ママ。
クローバーレッスンに於いて、一つしかない道具を「順番」「交代」する経験を通し、待てば必ず自分にも回ってくるのだと思っている。
クローバー相手に対して信頼している。友達を自分のことのように大切に思える心が育っている。
クローバー自分は尊重されているのだと感じているからイライラせずに待てる。セルフコントロールすることが出来る。

他にもありますが、こういった点が奏功したのかな。

レッスンでは、毎回の対峙を通して、いま必要なことは何か?また、何を働きかけていけるか?について真剣に向き合いながら考えたいと思っています。

黄色い花あじさいコスモス黄色い花あじさいハチ黄色い花あじさいハチ黄色い花ハチコスモス

リトミックは心を育てます、とはリトミック講師の皆さんよくおっしゃいます。

どのような心を、どのような活動を通して育てるの? なぜその活動で育つと言えるのか?根拠は?
その玩具は何を育てるの?
子供と遊んだことはありますか?

レッスンや本番しか子供と関わらない講師も中にはいるのです。
本当にもったいない…。

ドアから入ってきた子供の表情、体の動き。保護者の表情。体調や機嫌の良し悪しは?

既に子供との対峙が始まっているのです。


私は、子供にとって信頼に足るような大人でいたいと切に願っています。


なぜならば、子供は大人の感情の機微に大変敏感だから。
この人は上から目線だ。レッスンの時だけ私と関わってうまくあしらっている。
すぐバレます。子供は即座に肌で感じとりますから…。

その上で講師として何ができるか?

年齢ごとの発達段階を押さえた上で、その子なりの成長度合いを見極めることが必要です。

そして音楽と結びつける。
季節の事物と結びつける。

時には予定していた内容を棄てて、子供の自発的な遊びに乗っかり、そこから何を引き出せるか一瞬で考え、即時反応することもしばしば。

私の子育てスタイルは家庭保育と家庭内知育のハイブリッド。
子供と時間をかけて精一杯向き合い、その行動と思考の意味を一つ一つ考え、遊び学び尽くしてきました。

この経験を少しでも還元していきたいと考えています。

そして時には、同じ親として悩んできた事を話したり、今のしんどさを聞いてもらったり。

みんながまんなか。

そんな教室でありたいなと思っています。