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イ２「以」
単語読み解答
① もっ テ （用テ・将テ）
② Ａスルニ Ｂヲ 以テス。
③ Ａヲ 以テ Ｂト 為ス
（ＡをＢとする・Ｂと思う）
→ 次の４５はＡの省略形
④ もっテ Ｂト なス 。
➄ おもヘラク Ｂト 。
➅ 是（これ）ヲ 以テ
⑦ 是（ここ）ヲ 以テ
★→➅⑦は紛らわしいので入試頻出
⑧ ゆゑん
⑨ もちヰル
⑩ ひきヰル
例文で読んでみよう！
例文の読みと意味
１
○こころをもってこころをつたふ
◆心で心を伝える
２
○こころをつたふるにこころをもってす
◆１に同じ
★１・２を比較→動詞が「以」の上にくる場合「ＡスルニＢヲ以テス」の形を取る。
３
○いちをききてもってじゅうをしる
◆物事のわずかな部分を聞くだけで、それによって全体像を理解できる
４
○ねこをもってとらとなす
◆猫を虎と思う（とする）
★→「Ａヲ以テＢト為ス」＝ＡをＢとする・ＡをＢと思う（覚えたい→「以無用為 用」無用を以て用と為す）
→ 次の４５はＡの省略形
５
○もってとらとなす
◆虎だと思う
６
○おもへらくとらと
◆４に同じ（思うには「虎だ」と）
★→「おもヘラク」は 、３「以Ａ為Ｂ」の「ＡをＢと思う」の意味から
７
○これをもってそののうをしる
◆このことによってその能力を知った
８
○ここをもってわらはる
◆こういうわけで笑われた
★→見被為所＝る・らル
９
○これすなはちわれのさるゆゑんなり
◆これが私がここを去る理由である
★→所以＝理由・手段
１０
○しょうじんをもちゐることなかれ
◆つまらない人物を用いてはいけない
★→小人＝徳のない取るに足らない人物（対：君子）
１１
○へいをひきゐる
◆兵を率いる