雨の中、神社の階段で滑る | 暇人「たにやん」のひとりごと

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先日、雨の中、孫の七五三参りで参詣したお寺の階段を下りる途中で、突然、滑ってお尻からすってんころりんと転んでしまいました。

 

 

歩く途中で、自分の体が完全に宙に浮くのが意識として感じ、そのまま後ろに転んでしまったのです。

 

さすがに周囲の人がびっくりして「大丈夫ですか」と声を掛けられました。

 

幸い、大きなけがにはならなかったのですが、右手を打ち身したので少し打撲で痛かったのと尻もちをついてので尾てい骨が痛かった程度で済みました。

 

帰りも無事に車の運転ができました。

 

以前、雪の季節に札幌に行った時も同様にすってんころりと滑って転んだことを思い出しました。

 

雨や雪で道路や階段が濡れていると滑りやすくなるのは、どうしてだろうと不思議に思ったのでちょっと調べてみました。

 

その原因を簡単に言えば、表面が濡れている床を歩くと足と床の狭い隙間に水が入り込むからです。

 

 

車のトラブルでハイドロプレーニング現象も同様な理屈でタイヤと路面の間に水の膜ができてハンドルやブレーキなどが制御不能となる現象です。

 

 

水が押し込まれることによって力の反発が生まれます。

 

この力が、足を浮かせる上方向の力となり、足が浮いた状態になって摩擦が減り、それによって滑るという現象が起こります。

 

 

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この現象を利用してカーリングの協議でストーンを氷上に浮かせて、滑らせる原理と同じです。

 

 

それでは、滑らないための対策はどうした良いのしょうか。


雨の日に滑りやすい革靴やパンプスを履くのをできるだけ避けてレインシューズを履くことがお勧めです。

 

これは当たり前のことですが、実際はこのようにはいきません。

 

私の当日の靴は、靴裏が平面で滑りやすいものでした。

 

しかし、動きにくいレインシューズは、よほどの雨でないと履かないのが現状です。

 

そのためには、革靴やパンプスの靴の底に(靴は「つま先」と「かかと」、パンプスは「つま先」に貼る)に絆創膏を貼ると多少は緩和されるようです。

 

しかしこれはあくまでも応急処置ですので、靴の選択をしたうえで滑りにくい場所を選んで歩くとか、歩き方も工夫する必要があります。

 

「重心は少し前寄りで靴裏全体のちょうど真ん中あたりに置き、歩幅は狭く、足裏全体で着地するようにする。そして、視線は下向きにして、路面の状況を確認しながら歩きこと。歩きスマホは当然NG!」

 

その時、私は、足元を見ず、遠くの孫の姿を見ていました。

 

このように滑る原因を列挙すると「さもありなん!」と思いつきます。

 

骨折など大変な事態に遭遇しないためにも特に雨の日は細心の注意を心ががけることが必要だと痛感しました。