大島ミチルさん☆ | タナカハルナのきもち
昨日長崎ブリックホールで開催された「被曝70周年 平和祈念 大島ミチルスペシャルコンサート」に行ってきました!!




私のメジャーデビュー曲「あかね雲」を作曲してくださった大島ミチルさん。

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世界で活躍される、日本を代表する音楽家の方です☆





大河ドラマやテレビドラマのテーマ曲をものすごい数書かれています(°_°)!!





ミチルさんは長崎市出身で、今回のコンサートでは原爆をテーマにした交響曲第二番「since1945」を世界で初めて披露されました(^ ^)











大島ミチルさんはネットで検索すれば、オフィシャルサイトやウィキペディアをはじめ、たくさんの情報が掲載されとるけん、皆さんにはそちらでたーんと調べていただくといくことで、ミチルさんのご紹介はここまで( ´ ▽ ` )




せっかくなので、私の目線が見た昨日のお話しを書こうと思います(^皿^ )
















ミチルさんは写真やテレビで見ると、声も話し方もどこか丸い印象を受けるので、温厚でゆっくりとした方なのかな?と思っとったけど、実際にお会いするとものすごくハッキリとした自分の考えをお持ちで、コンサート当日ということもあって動きは早く、チャキチャキと全てを確実にこなしていく方のように見えました!!





さすがはオーケストラを引っ張っていく方ですよね!!








こちらはゲネプロ中の様子(^ ^)

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今回、長崎南山小学校のコーラス部の子たちが歌う場面のあったとけど、リハーサルではオーケストラとのタイミングが合わずに苦戦していましたが、ミチルさんはわかりやすく合図を出してくださったり、子どもたちのそばに寄り、何度かアカペラで歌の練習をされていました。




厳しくも優しく愛のある指導に、子どもたちの目が変わっていきます☆








私も3月に浦上天主堂で開催された「復活の丘コンサート」でこの子たちと一緒に同じ曲を歌ったの♪




今回オーケストラの演奏に大島ミチルさんの指揮で歌えるあの子たちの環境が羨ましく思えたよ(^皿^ )












そんなこんなで、時間通りゲネプロも終了。











本番中の撮影は禁止されていたので写真は無いとけど、さすがは本番!!




お昼に聴いた演奏も素晴らしかったのに、それを上回る圧倒的な表現力!!!








南山小学校の生徒の朗読とゲスト出演のジャズピアニスト国府弘子さんの演奏。




子どもの声で読まれた原爆の朗読は、原爆で家族を全て失った小学校5年生の男の子が書いた体験記。




悲しく虚しく、そして強いその言葉に、胸が苦しくなりました。




その朗読を包むように奏でる国府弘子さんのピアノが、天国で見守る家族がひとりぼっちになってしまった男の子を抱擁しているように聞こえました。









いわさきちひろさんの絵と音楽のコラボレーションでは、繊細なのにパワーのあるちひろさんの絵があると、音楽が聞こえない言葉で喋り出しているように感じました。




芸術とは不思議なものですね(^ ^)




2つ重なると、3つ4つと何かが増えるように思います☆









そして、フランスからゲストで来られたダニエル・グレーメルさんのサクスフォンの演奏は驚きが隠せなかった!!



あんなにも楽器で歌う演奏は初めて聴いたよ∑(゚Д゚)



朝の連続テレビ小説「あすか」のオープニング曲「風笛」のオーボエソロを今回はソプラノサクスフォンで演奏さしたとけど、驚嘆!!!



もっと聴きたかったぁ(。´Д⊂)☆









そして、今回世界初演の交響曲第二番「since1945」は素晴らしかった。



1~3楽章まであって、世界でも戦争が勃発する中、日本に原爆が落ち、全てを失ってしまい、もがき苦しみ、そんな中で光を見つけ歩み出すが、やはり世界では今だに戦争がある。どうか皆んなで平和な世界を目指していこうと願う音楽が表現されている楽曲でした。




1~3楽章まで合わせて約37分あって、中には激しい場面あったとけど、一貫して感じたことは「愛」「優しさ」でした。




これはきっと大島ミチルさんから滲み出たものなんだろうと思います。





ミチルさんにインタビューをしていると「平和」「戦争」について面と向き合い、ものすごく深く考えていらっしゃるのが伝わってきました。




大学生の時に交響曲第一番「御踊(おらしょ)」を作曲され、もう二度と交響曲は書かないと思っていたそうですが、被爆者の平均年齢が80歳を超えた今、ミチルさんはどのようにして後世に原爆を伝えていくかを考えた時に、原爆をテーマにした交響曲第二番を書こうと思ったそうです。




長崎を愛し、平和を祈る大島ミチルさんから奏でられる音楽には温度があります。




鋭い角にはヤスリがかけてあるような優しい音。



そんな音楽を特等席で浴びるように聴かせていただいた、贅沢な時間でした。


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大島ミチルさん、ありがとうございました!




そして、直接お会いしてお話しをさせていただける機会を作ってくださった長崎ケーブルメディアの皆さん、ありがとうございました!












余談ですが、ミチルさんはとっても気さくな方で、インタビューが終わっても、しばらく私たちと雑談を楽しんで行かれるような方☆



長崎でのコンサートはとても楽しくて、今回で3回目だけど、毎回特別な気持ちで来てくださってるそうです(*´∇`*)




第4回のコンサートもあるといいな♪



開催される時は、皆さんぜひいらしてください*\(^o^)/*









そして、コンサートの最後に演奏された「千羽鶴」。



8月9日の長崎の原爆の日にも歌われている曲ですが、今回改めていい曲だなぁと感じました。




皆さんもぜひ聴いてみてください(^ ^)











あぁ☆

「あかね雲」みたいに、また大島ミチルさんとコラボレーションした楽曲が歌えますように(^ ^)




頑張るぞ!!!