台湾同性愛LGBTについて! なぜアジアで初めて同性婚を実現できたの?
みなさんこんにちは!
YesOnlineChineseオンライン中国語塾唯一の日本人
通称「おもち」です
今回はLGBT先進国としても知られている台湾ですが
アジアで最初に同性婚を承認した国でもあるのです!
ジェンダーレス社会が当たり前となってきた現在
台湾がどのようにLGBTと向き合ってきたのか
ご紹介していきます!
目次
01 同性愛LGBTとは
02 台湾同性愛LGBTの歴史
03 台湾同性愛LGBTの現状
01 同性愛LGBTとは
LGBTとは
- Lesbian(レズビアン、女性同性愛者)
- Gay(ゲイ、男性同性愛者)
- Bisexual(バイセクシュアル、両性愛者)
- Transgender(トランスジェンダー、性自認が出生時に割り当てられた性別とは異なる人)
の頭文字をとった言葉で、性的マイノリティ(性的少数者)を表す総称のひとつとしても使われることがあります。
LGBT と言う言葉は 1988 年アメリカで使われ
その後一般 的な用語になりました
場合によっては、クィア(Queer)やクエスチョニグ (Questioning)を代表する Q を加えた LGBTQ
と呼ばれることもあります
02 台湾の同性愛、LGBTの歴史
2019年5月17日 台湾で同性婚を認める法律が成立
2019年5月24日 台湾の同性カップルは法的に結婚ができるようになる
アジアで初めて同性婚を実現することができた台湾
同性婚法制化の実現までの道のりは決して平坦なものではなく
背後には当事者の粘り強い運動や
台湾の民主主義に対する強い意識がありました
その中で台湾はどのようにして同性婚法制化を実現できたのでしょうか?
ことの発端は
台湾婚姻平等化運動のパイオニアでありゲイである祁家威さんが
1986年に同性婚を求めて国会である立法院に請願するも
「同性愛は公序良俗に反する」と返答されたことから始まりました。
その後
2003年 アジア初!台北でLGBTのイベント開催、翌年から大きなパレードに
何度か同性婚を認める法案が立法院に提出されましたが、当時キリスト教の団体を中心とした反対派の抗議が強く、さらに民進党が野党だったこともあり、全て廃案となりました
2016年 民進党が政権与党に。同性婚について議論され、法案を何度か提出するも実現には至らない
2017年 大法官「同性同士の婚姻を認めていない民法は違憲である」「2年以内に民法を改正するか、民法以外の新しい法律を作らないといけない」と判断
この判断が大きな突破口となりました
2018年 反対派の提案により国民投票が行われ、その結果特別法で同性婚が認められた
2019年 行政院と同性婚反対派の国民党議員そして民進党の同性婚反対派議員が法案を提出
2019年5月17日 行政院の法案が賛成多数で可決
2019年5月24日 同性カップルが法的に結婚できるようになる
このように法改正により
台湾はアジア初 の同性婚が合法化がされた国となりました!
これに対して蔡英文総統は
「今日は台湾にとって誇らしい日です。なぜなら、私たちはこの土地の善良さの価値を示し、他者の生き方を尊重し、誰もが公平に扱われることを学ぶ意志を示したからです。 台湾は進歩的な国であり、すべての人が平等に愛されることを法律で保障しているのです。」
と言及しました。
参照:「アジアにおける人権の灯台になる」台湾の同性婚法制化への道のり
03 台湾同性愛LGBTの現状
調べによると
2021年5月末までに
6098組の同性カップルが台湾で婚姻しました!
国を掲げた法改正で国民が幸せになるのはとても素晴らしいことですよね!
台湾では今でもパレードなどの活動を続けています。
台湾を発端に他のアジアの国々でも
LGBTに対する意識が変わってくれることを願っています!
最後に、
みなさん他に気になるテーマがありましたら
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