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離婚する夫婦の前兆・兆候は?会話パターンや特徴に見る離婚のサイン

監修者:弁護士法人あおい法律事務所

代表弁護士 雫田雄太

略歴:慶應義塾大学法科大学院修了。司法修習終了。大手法律事務所執行役員弁護士歴任。
1,000件を超える家庭の法律問題を解決した実績から、家庭の法律問題に特化した法律事務所である弁護士法人あおい法律事務所を開設。静岡県弁護士会所属。

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日本では、実に3組の夫婦のうち1組が離婚しており、離婚率30%などとも言われています。
1組の夫婦が離婚に至るまでにはさまざまな理由や過程がありますが、突然離婚することになった、というケースは意外と少なく、相手が気付いているにしろいないにしろ、離婚する夫婦には何らかの離婚の前兆があるものです。

そこで本記事では、「離婚する夫婦の前兆」と題しまして、離婚の前兆や、離婚する夫婦に共通して見られる兆候、離婚寸前の夫婦の特徴や会話パターンなど、離婚する夫婦の前兆についてご紹介いたします。

離婚する夫婦の前兆は日々の生活の中に見え隠れしているものの、ほとんどの人が見落としがちです。
ですが、離婚する夫婦の前兆にはこんなものがあるのだということを知っておけば、離婚する夫婦の前兆に早期に気付くことができ、離婚危機を回避することができるかもしれません。
ぜひ本記事をご一読いただければと思います。

目次

離婚する夫婦の前兆とは?こんな兆候があります

離婚する夫婦の前兆には、さまざまな兆候が見られますが、中でも多い離婚する夫婦の前兆が、次の10個の兆候になります。

  1. 会話がなくなる。
  2. 一緒にいても楽しいと感じなくなる。
  3. 身体的なスキンシップがなくなり、セックスレスが続いている。
  4. 互いに対する敬意を感じられなくなる。
  5. 配偶者を放置して仕事や趣味に没頭している。
  6. 配偶者や自身の不倫。
  7. 口論や夫婦喧嘩が絶えない。
  8. DVやモラハラの被害を受けている。
  9. 親との同居などにより生活が変化した。
  10. 配偶者や自身の浪費

それでは、これらの10個の離婚する夫婦の前兆について、具体的にどういった離婚の前兆なのか見ていきましょう。

離婚寸前の夫婦に見られる10の特徴をチェック!

離婚する夫婦の前兆1.会話がなくなる

夫婦が互いへの興味や関心を失ったり、仕事や家事・育児に追われて十分なコミュニケーションの時間を取れなかったりすると、夫婦の会話が次第になくなっていってしまいます。
会話がなくなると、夫婦間のコミュニケーションが不十分になり、些細な事ですれ違いが生じたり、誤解があるまま解決しなかったりと、夫婦という形である意味を失っていきます。

また、相手に対して何らかの感情を抱いているうちは良いのですが、これが「無関心」になってしまうと、既に相手に対してなんの期待もしていない、危険な心理状態です。

このように、精神的な夫婦の距離感が遠のいてしまう状態は、離婚する夫婦の前兆としてよく見られるものです。この状態が長く続いているほど、離婚危機のリスクが高くなります。子供の経済的自立など、何かをきっかけに、あっさりと「離婚しよう。」となりかねません。
夫婦の会話がなくなることは、きわめて分かりやすい、離婚する夫婦の前兆なのです。

離婚する夫婦の前兆2.一緒にいても楽しいと感じなくなる。

夫婦関係において、かつて楽しみと感じていた共通の趣味や活動の時間に、楽しさや喜びを感じなくなることも、離婚する夫婦の前兆として、たいへん危険な離婚の前兆です。こうした離婚の前兆は、夫婦間の情感の絆が薄れていることを示します。

たとえば、以前は一緒に映画を見たり、週末の外出を楽しんでいた夫婦が、今ではそうした活動に対する興味を失い、一緒に過ごす時間を退屈や負担と感じるようになることがあります。

このような変化は、日常の忙しさによる疲れや、相手への愛情や興味の減少から生じることが多く、夫婦としてのつながりが弱まっていることを示唆しています。
夫婦で共通の楽しみが失われると、夫婦関係は徐々に形式的なものになり、最終的には離婚に繋がるリスクが高まるため、自分自身が「つまらない」と感じるようになったり、配偶者が何をしても楽しそうに見えないと感じたら、離婚する夫婦の前兆かもしれない、と夫婦関係を顧みていただきたいと思います。

離婚する夫婦の前兆3.身体的なスキンシップがなくなり、セックスレスが続いている。

身体的なスキンシップの減少や、セックスレスが長く続いている状態は、離婚の前兆と考えられます。
夫婦間の身体的な親密さや性的な関係が減少するのは、感情的なつながりが弱まっていることの表れです。たとえば、以前は定期的に親密な時間を共有していた夫婦が、忙しさや相手への関心の減退により、徐々にスキンシップを取らなくなったり、セックスレスが続くようになったりすることがあります。

こうした状態は、夫婦間の愛情や情熱の喪失を示しており、関係の満足度の低下や相互の疎外感を生じさせることがあります。
なお、セックスレスであっても、「第一子を出産し、初めての育児に慣れるまでは、性的行為をしたくない。」などの理由がある場合は、すぐに離婚の前兆だと疑わず、様子を見てみましょう。

離婚の前兆として問題になりやすいのは、理由のないセックスレスや、長期間に渡るセックスレスです。スキンシップの減少に理由があったり、一時的にセックスレス状態にある場合は、夫婦関係を良好に保てるよう、言葉でのコミュニケーションを充実させるようにしてみましょう。

離婚する夫婦の前兆4.互いに対する敬意を感じられなくなる。

夫婦間で、互いに対する敬意が薄れることは、夫婦関係の根幹が崩れている明確な兆候です。相手に対する敬意を感じられなくなると、その心理状態は日常の会話や行動の中で顕著に現れてきます。
たとえば、相手の意見を聞かずに自己中心的な行動を取ってしまうようになり、相手が傷つくことを考慮せず公然と批判してしまうこともあり、相手の努力や成果を認めないことも、敬意の欠如に起因していると言えます。

このように、相手を思い遣れなくなってしまうと、それが態度にも出てしまい、結果として夫婦間の溝が深まり、夫婦関係の修復が難しくなる可能性があります。
時には、相手の小さな成功を祝ったり、感謝の気持ちを表したりすることで、このような状態を改善する試みが必要です。

長期にわたる敬意の欠如は、顕著な離婚する夫婦の前兆ですので、配偶者の言動に違和感を覚えたら、離婚に至るサインではないか、注意深く見ておきましょう。

離婚する夫婦の前兆5.配偶者を放置して仕事や趣味に没頭している。

配偶者を放置し、仕事や趣味に没頭することは、夫婦関係の悪化を示す、深刻なサインの一つです。
たとえば、一方の配偶者が常に仕事で遅くまで働き、もう一方が家で待つことが習慣化している場合、あるいは休日のほとんどを個人の趣味に費やし、家族や配偶者との貴重な時間を犠牲にする場合が、この離婚する夫婦の前兆に当たります。
このような行動は、配偶者への配慮や関心の欠如を示し、夫婦としての絆や共有する時間の価値を軽視していることを意味します。

大切な記念日や家族の行事を無視し、自分の興味だけを追求すると、配偶者は見捨てられたと感じ、夫婦関係の崩壊につながる恐れがあります。
この状態が長期間続くと、夫婦関係の重要性が見失われ、結果として離婚への道を歩むことになる可能性が高まってしまうのです。

離婚する夫婦の前兆6.配偶者や自身の不倫。

不倫は、夫婦関係において最も重大な裏切り行為の一つです。
配偶者や自身が不倫関係にあることは、夫婦間の信頼と忠誠心が崩壊している明確なサインなのです。
たとえば、配偶者が遅くまで外出することが多くなり、説明が曖昧だったり、怪しい行動が増えたりする場合、これらは不倫の兆候となり得ます。不倫相手と再婚することを考えて、離婚したいと思っているかもしれません。

また、自分自身が配偶者以外の人に強く惹かれる感情を抱き、その相手と関係が深まることも、現在の夫婦関係の崩壊を示唆しています。自分自身が不倫相手と自由に交際したいと考え、現在の配偶者と離婚したいと思うようになりかねません。

不倫自体が、民法で定められている法定離婚事由の不貞行為(民法第770条1項1号)に当たるため、配偶者以外の異性と親交を深めている様子があったら、それは離婚の前兆とも考えられます。
そのような時にはひとりで悩まずに、まずは弁護士にご相談いただくことをおすすめいたします。

離婚する夫婦の前兆7.口論や夫婦喧嘩が絶えない。

夫婦間で口論や喧嘩が絶えなくなるのも、離婚する夫婦の前兆の一つです。
頻繁な口論や喧嘩は、夫婦関係における感情的な溝が深まっていることを示します。
些細な問題から大きな喧嘩に発展することが多く、この際の感情の対立や問題が解決されずに積み重なっていくと、やがて夫婦関係が破綻してしまう恐れがあります。
家事の分担、金銭管理、子育ての方法など日常のあらゆることが口論の原因となり、お互いに対する理解と尊重が欠如している状態は非常に危険です。

このような環境では、夫婦としての絆が弱まり、感情的な隔たりが拡大してしまいます。言い争いが増えたり、何かと意見が衝突するようになったなと感じることがあれば、離婚する夫婦の前兆かもしれません。

離婚する夫婦の前兆8.DVやモラハラの被害を受けている。

DV(家庭内暴力)やモラハラ(モラルハラスメント)は、離婚する夫婦の前兆です。DVやモラハラの被害を受けている側にとっては、暴力的な配偶者と別れたいと考えるようになり、DVやモラハラ行為をしてしまう側にとっても、怒りに任せて離婚を言い出す場合もあります。
DVは身体的暴力だけでなく、経済的暴力や性的暴力、社会的暴力なども含まれます。殴る蹴る以外にも、生活費を渡してくれないこともDVです。

離婚する夫婦の前兆の中でも、こうしたDVやモラハラは、夫婦関係における極めて深刻な問題で、緊急性も非常に高いです。
これらの被害を受けている場合、夫婦関係は健全な基盤を失い、被害者の心理的、肉体的な健康が著しく害される可能性があります。DVやモラハラは、関係の修復が困難な状態であるため、離婚に至る可能性が少なくありません。
なるべく早期のうちに、弁護士や警察に相談するようにしましょう。

離婚する夫婦の前兆9.親との同居などにより生活が変化した。

親との同居による生活の変化は、夫婦関係に深刻な影響を与え、離婚の前兆となることがあります。
特に、夫の実母との同居は、妻が家庭内で疎外感を覚える原因となることが多いです。夫と母親の密接な関係が妻を置き去りにし、妻は自分の立場や意見が無視されていると感じる可能性があります。

さらに、義両親との価値観の違い、生活習慣の相違、日常の小さなトラブルが積み重なり、夫婦間の緊張が高まることがあります。これらの問題が適切に対処されない場合、夫婦関係は次第に悪化し、最終的には離婚へと進むリスクが高まります。

なお、義両親との同居について、表面上はうまく行っているように見える、というケースも少なくありません。離婚する夫婦の前兆の中でも、そういった点から、なかなか気付かない夫が少なくありません。

自分の両親が、配偶者に対して適度な距離感や態度で接しているか、配偶者がストレスを発散できているか、自分が両親と配偶者との間に入ってうまく仲介できているか、同居生活を振り返ってみることをおすすめいたします。

離婚する夫婦の前兆10.配偶者や自身の浪費。

配偶者や自身の浪費も、離婚する夫婦の前兆の一つです。普段は計画的にお金を使う人が、一度だけ大きな買い物をした、というような場合は離婚の前兆と言うほどの浪費ではありませんが、日頃からギャンブルに興じていたり、収入に見合わないような高額な買い物が多い場合は、そのような金銭感覚に対し、離婚を考えるようになるケースが少なくありません。

浪費や借金といった、家庭内の経済的な問題は、分かりやすい離婚の前兆です。自分の意思でやめられない場合は、カウンセリングや心療内科などを受診して、専門家の助けも借りながら、根本的な浪費癖を治せると望ましいです。

 

離婚する夫婦の前兆

 

スピード離婚する夫婦の前兆もあるの?

さて、以上のケースは、離婚原因が生じてから離婚に至るまでの期間が、比較的長いケースです。離婚の中には、結婚してすぐ離婚に至ってしまった、いわゆるスピード離婚もあります。
スピード離婚は婚姻期間が短いため、前兆という程の離婚する夫婦の前兆なんて無いんじゃないか、と思われるかもしれません。しかし、スピード離婚にもこんな前兆があるのです。

  • 交際期間が短いため相手のこともよく知らないまま、急いで結婚してしまった。
  • 10代の時に結婚したり、学生結婚をして、結婚後に人生経験の不足が顕著になった​​。
  • 家族や親からの反対を押し切っての結婚​​。
  • 妊娠を理由に無計画な結婚をした(デキ婚)​​。
  • 二人の将来に対する具体的な計画を立てずに結婚した​​。
  • 結婚後、配偶者の性格や態度が急変した​​。
  • 隠されていた問題(借金など)が結婚後に発覚した​​。
  • 周囲の意見や期待によって影響され、なんとなく結婚を決めてしまった​​。
  • 相手の外見や経済的な条件など、表面的な理由で結婚を決めてしまった​​。

このように、勢いや流れで結婚したり、必要な準備や経験が不足しているまま結婚したりするケースは、スピード離婚に至る傾向があるため、交際期間の長短や結婚までの経緯も、離婚する夫婦の前兆として参考になります。

離婚の前兆かも?離婚する夫婦の会話パターン

離婚する夫婦の前兆は、会話パターンにも現れます。そこで、離婚する夫婦の前兆として、どのような会話パターンが見られるか、主な会話パターンをご紹介いたします。

離婚する夫婦の前兆として見られる会話パターン

  • そもそも会話がほとんどない。
  • 相手を貶めて攻撃する言動が目立つ。
  • 自分の考えを強要する。
  • 相手の謝罪を受け入れない。
  • 過去の問題を執拗に蒸し返す。
  • 夫婦喧嘩の後に和解の会話がない。
  • 会話のやりとりが成り立っていない。

具体的には、次のような会話パターンが考えられます。

相手を貶めて攻撃する言動が目立つ会話パターン

「お前は何もできないダメな女だ。俺はお前と結婚して損した。」
「あなたは自分のことしか考えない冷たい男だ。あなたと結婚したのが間違いだった。」

自分の考えを強要する会話パターン

「子供は私立の学校に入れるべきだ。公立の学校はレベルが低い。」
「私は公立の学校でもいいと思う。子供の意思も尊重しないと。」
「お前の考えは間違っている。私の言う通りにしろ。」

相手の謝罪を受け入れない会話パターン

「ごめん、今日は残業で遅くなった。」
「またかよ。毎日毎日遅く帰ってくるなんて、浮気でもしてるのか?」
「そんなことないよ。本当に忙しかっただけだよ。」
「信用できない。離婚しよう。」

過去の問題を執拗に蒸し返す会話パターン

「今日は早く帰ってきてくれてありがとう。」
「ふん。そんなに感謝してるなら、あの時私に浮気しなければよかったのに。」
「もう何度も謝ったじゃないか。それに、あれは浮気じゃなくて、ただの飲み会だったんだ。」
「そういう言い訳はもう聞き飽きたわ。あの時から私はあなたを信じられない。」

夫婦喧嘩の後に和解の会話がない会話パターン

「お前はいつも俺のことを責めるばかりだ。」
「あなたはいつも私のことを無視するばかりだ。」
「もういい。話し合っても無駄だ。」
(その後、二人とも無言で部屋に引きこもってしまう。)

会話のやりとりが成り立っていない会話パターン

「今日の仕事はどうだった?」
「まあまあ。」
「そうか。」
「そっちは?」
「普通。」
「そう。」

相手に対する共感や協調の無い会話が多いと感じたら、離婚する夫婦の前兆かもしれません。

離婚のサインや兆候を掴んだらどうすればいい?

夫や妻の離婚を考えているサインを掴んだら

夫や妻が離婚を考えているサインを掴んだ場合、まずはお互いのコミュニケーションを改善するために、積極的に話し合いの場を設け、感情や考えを率直に共有することが重要です。離婚の話ではなく、夫や妻からのサインであるうちは、関係改善の話し合いの余地があります。

さらに、問題解決のために夫婦カウンセリングを検討し、専門家の助けを借りることも効果的です。
互いのニーズや期待を理解し尊重し、個人的なスペースを尊重しながら、冷静かつ建設的な対話を通じて関係を再構築していくことが重要です。

また、夫や妻からの離婚のサインに、自分の何が悪かったのか自己反省を行い、必要に応じて自身の行動や言動を改善する努力をすることも有効です。
関係の修復には時間がかかるため、焦らずに小さな一歩から徐々に信頼を再構築していくことを目指しましょう。

離婚する夫婦の前兆に関するQ&A

Q1.離婚する夫婦の前兆を教えてください。

一片的によく見られる離婚の前兆として、次の10の離婚の前兆が挙げられます。

  1. 会話がなくなる。
  2. 一緒にいても楽しいと感じなくなる。
  3. 身体的なスキンシップがなくなり、セックスレスが続いている。
  4. 互いに対する敬意を感じられなくなる。
  5. 配偶者を放置して仕事や趣味に没頭している。
  6. 配偶者や自身の不倫。
  7. 口論や夫婦喧嘩が絶えない。
  8. DVやモラハラの被害を受けている。
  9. 親との同居などにより生活が変化した。
  10. 配偶者や自身の浪費。

なお、夫婦の離婚理由として最も多いのは「性格の不一致」です。結婚生活の中ですれ違いが生じ、相手とコミュニケーション不足に陥ったり、趣味や仕事、日常生活のさまざまな事において噛み合わなくなってくると、離婚の前兆として、会話やスキンシップがなくなり、性格の不一致で離婚に至ると考えられます。

Q2.離婚する夫婦の会話パターンにはどのようなものがありますか?

離婚する夫婦の前兆として、次のような会話パターンが見られます。

  • そもそも会話がほとんどない。
  • 相手を貶めて攻撃する言動が目立つ。
  • 自分の考えを強要する。
  • 相手の謝罪を受け入れない。
  • 過去の問題を執拗に蒸し返す。
  • 夫婦喧嘩の後に和解の会話がない。
  • 会話のやりとりが成り立っていない。

Q3.夫や妻の離婚を考えているサインに気付いたら、どうしたらいいでしょうか。

まずは冷静に、感情的にならないように注意して、配偶者と話し合いましょう。離婚を考えている、と言われることもあるかもしれませんが、落ち着いて理由を聞き、関係の改善のためにできることはないか考えましょう。

どうしても落ち着いて話し合いをするのが難しい、相手が理由を話してくれない、と難航する場合は、弁護士にご相談いただくのも一つの手段です。弁護士が代理人となり、配偶者との話し合いを進めていくことが期待できます。

離婚危機のお悩みは当法律事務所の弁護士にご相談ください

本記事では離婚する夫婦の前兆について、特徴や会話の傾向と具体例を中心に解説させていただきました。
離婚する夫婦の前兆について、こうしてチェックしてみると、ご自分の場合に思い当たる節があったという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

もしも夫や妻の離婚のサインに気付いたら、それがサインであるうちに、早めに行動を始めましょう。
相手が離婚を切り出さずに、まだサインにとどまっているうちは、関係を修復できる可能性があるかもしれません。
離婚する夫婦の前兆について理解しておき、夫婦間のコミュニケーションを充実させ、配偶者が出すサインに気付くことが肝心です。
離婚する夫婦の前兆・サインに気付き、対処したいとお考えでしたら、早めに弁護士にご相談いただければと思います。

この記事を書いた人

雫田 雄太

弁護士法人あおい法律事務所 代表弁護士

略歴:慶應義塾大学法科大学院修了。司法修習終了。大手法律事務所執行役員弁護士歴任。1,000件を超える家庭の法律問題を解決した実績から、家庭の法律問題に特化した法律事務所である弁護士法人あおい法律事務所を開設。静岡県弁護士会所属。

 

家庭の法律問題は、なかなか人には相談できずに、気付くと一人で抱え込んでしまうものです。当事務所は、家庭の法律問題に特化した事務所であり、高い専門的知見を活かしながら、皆様のお悩みに寄り添い、お悩みの解決をお手伝いできます。ぜひ、お一人でお悩みになる前に、当事務所へご相談ください。必ずお力になります。

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