渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

軍靴

2021年01月25日 | open

ポーランド軍の実物長靴。
本当かどうか知らないが、将校用ブーツ
の代わりにもなるらしいとのレザーブーツ
だ。冷戦時代の未使用デッドストック。
将校用の代用にするにはラウンドノーズ
過ぎると思うのだが、サープラス界では
そういう触れ込みだった。
なんかデザインがイタリアのBUTTERO
のブーツみたい(笑)。
ナチス時代のドイツ軍兵士コス用には代用
できるかも。でもナチスのコスなどは死ん
でもやらないのでナチスドイツ軍の軍服は
私は着ない。イスラエルは好きではない
が、ナチスがユダヤ人に対してやったこと
絶対に許せない。お遊びでナチの服など
誰が着るかっつーの。
まあ、服が戦争する訳ではないが、ナチス
の服はデザイン的には秀逸だと思っていて
も着るつもりはさらさらない。
銃や戦車や戦闘機に対してはそうは思わ
ないので、偏見かも知れないが、ナチ党員
服は着たくない。
当然、帝都大戦の加藤のようなカッコも
私はしないし、したくもない。

このブーツは購入してからかなり経つ。
冬場には暖かいので普段履きで履いたりも
する。
大抵はブーツアウトだが。


このブーツは適度に内部に隙間があるの
でとても暖かい。
ピチピチの革ジャンは実は保温性が無く
極寒の気候では使えないように、服も靴
もグローブも防寒保温の観点からは空気
の層を作らないとならない。
薄ジャケットの下に新聞紙一枚でも着込め
ば嘘のように暖かいのは、それは空気の層
を作って逃がさないためだ。
革ジャンに防寒性を持たせようとする二輪
乗りたちがピチピチの革ジャンを忌避する
のはそのためである。米軍のフライトレ
ザージャケットと同じ。ピチピチの革ジャ
ンを着るレシプロ飛行機乗りなどいない。
革ジャンは不思議な物で、冬に暖かく、夏
は直射日光を通さないので暑くない。夏場
のライディングなどでは、通気さえ確保す
れば夏場の革ジャンも快適だ。
革ジャンはややブカブカ目を選ぶのが通。
それにピチピチ革ジャンは二輪では前傾
姿勢も取れないし、見た目もパッツパツ
ではダサ過ぎる。フワリとしながら締まる
所は締まっているのがヴィジュアル的にも
◎だ。
上着もそうだが、下もそうで、二輪では
革パンやコッパンやデニムでも、ごつい
ブーツを違和感なくブーツアウトにして
履きこなしている人を見かけと、さり
げなくカッコいいと思える。
これ、トニーラマなどでもそうだし、ライ
ディング用のバトルブーツでもそうだ。

ブーツも、ふくらはぎ等がピッチピチの
ブーツは極寒期では革ジャンと同じ理屈
で凍える。
だが、激しい戦闘に供する半長靴はピッタ
リサイズでないとならないし、それでなく
ば突進も行軍もできない。

私のこの波軍長靴は、普段履きする事も
あるが、主としての使用法は野外飲食用。






本来はこういうことに使う長靴だろう。
知らんけど。



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