ワンダースター★航星記

写真を撮るとは、決して止まらない時間を止めること。旅や日常生活のインプレッシブな出来事を綴ったフォトエッセイ集です。

「真田丸」 ~平野・幸村顛末記

2016-12-17 | 平野ヒストリー
「真田丸」 ~平野・幸村顛末記

               

 NHKの大河ドラマ「真田丸」は12月11日、第49話の放映が終わり、あと18日放映の最終回を残すのみとなった。
 大河ドラマでご当地が放映されるたび、地域振興活性化に利用しようとする試みは数多いが、今回の「真田丸」でも、平野区では官民あげての「幸村」取り組みとなった。

 曰く「幸村が駆け抜けた町・平野」。
 平野区のゆるキャラ「ひらちゃん」も赤備えに変身、「幸村ひらちゃん」となった。

               

               

               
 本当に駆け抜けただけと揶揄する声もあったが、それでも、平野は熱くなって、三谷幸喜さんの脚本に取り上げられることを誰もが期待した。
 そして、もっとも、登場が予想された第49話が終わった。

               

               

               

 MAP上は別にして、平野が登場したのは、ここだけだった。

               

 後藤又兵衛は、このあと、平野より出陣。
 「道明寺の合戦」で武運が尽きる。

               

 一説には、又兵衛の首級が敵に渡らぬ様、いよいよとなったとき、家臣・吉村武右衛門が介錯を務めたという。
 吉村武右衛門は水井姓を名乗って、中喜連村に隠棲。
 主の首級を手厚く弔ったという。

 幸村のライバル伊達政宗も登場した。

               

 結局、ドラマのシーンでは「又兵衛の陣」のみ。
 ドラマ後の関連地・紹介コーナーで、道明寺とともに志紀長吉神社が紹介されたのが、せめてものお慰みとなった。

               

               

 やはり、平野としてはドラマの中で志紀長吉神社と講談とはいえ、樋之尻口地蔵堂を取り上げていただきたかったというのが本音であった。


                

                   


 <講談・難波戦記 ~平野の地雷火>
 大坂夏の陣。大坂城落城の前日。豊臣方の軍師真田幸村は最後の計略。家康を平野におびき出し地雷をもって殲滅しようという。計略は見事に成功し家康はほうほうの体で地雷から逃げる。ザーッと降ってくる雨。森の中をさまよう一行。そこに現れた幸村の伏せ勢。家康絶体絶命のピンチを一発の落雷が救った。雨がやみ夜が白々と明けてくる。わずかな味方に守られた家康はもう歩くことすらできず、ボロ寺で接収した死人駕籠に乗せられて南へとやってくる。すると南のほうからやってきた後藤又兵衛とはちあわせる。又兵衛は駕籠の中の人物が何者か分からぬまま駕籠を槍で貫き家康は夢半ばにして落命した。


 最終回は家康、秀忠が平野にて合流するものの、天王寺口の戦い、茶臼山の攻防がクライマックスとなるだろうから、それも望み薄といったところか。

 「真田丸」・・・なかなか、目が離せない。


                      
              

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