内容紹介

難関の技術士第二次試験建設部門を突破するために必要なノウハウを効率良く学べる。
論文が苦手な受験者にこそ大きな武器になる1冊。


 技術士の資格を、経験豊富な技術者しか合格できない超難関資格だと考えている人は少なくありません。しかし、現実には経験の浅い技術者も多数合格しています。技術士はあくまでも試験で取得できる資格なので、そのハードルには正解があります。正解を導き出せるような効率的な対策を講じて試験に臨めば、見た目の合格率ほど難しくはないのです。

 本書では、技術士(建設部門)の受験指導を長年にわたって手掛けてきた講師陣が、近年の試験傾向を徹底的に分析した結果に基づき、最短コースで合格できるようなシステマチックな勉強法を指南します。技術士第二次試験(建設部門)の必須科目だけでなく、全ての選択科目の答案作成に役立つ重要キーワードを提示するとともに、特に受験者の多い科目については、予想問題と模範答案も提示しました。建設部門の技術士第二次試験試験で合格を勝ち取りたい方にとって必携の書です。

<目次>
第1章 出題傾向と勉強方法
2023年度の試験内容/2023年度の出題と24年度の勉強方法/受験科目を選ぶにあたって
第2章 実務経験証明書の書き方
実務経験証明書の作成時の注意点/実務経験証明書の記入方法
第3章 必須科目の論文の書き方
出題の内容と形式/論文のまとめ方/出題テーマの予測と論文例
第4章 選択科目の論文の書き方
選択科目の出題形式/論文構成と記述内容/勉強方法/科目別の出題予測とポイント(土質基礎、鋼コンクリート、都市計画、河川砂防、港湾空港、電力土木、道路、鉄道、トンネル、施工計画、建設環境)
第5章 文章作成ルールの再確認
文章作成のルール/分かりやすい文章を書くために
第6章 口頭試験対策
受験申込書の作成から筆記試験まで/筆記試験から口頭試験まで/口頭試験の試問内容/口頭試験の心構えと注意事項/想定質問と答弁における留意点