内容紹介

■企業の現実にも焦点をあてながら、理論や制度までしっかり学べる画期的テキストの最新版。「PBR1倍」問題や、非財務・会計情報の開示についての内容などを刷新しました。

■企業活動への影響を多面的にとらえる
会計基準や制度の説明にとどまらず、企業の会計行動や会計現象にも焦点をあて、その背後にある要因の説明に多くのスペースを割いています。会計基準や制度が実際の企業活動にどのような影響を与えているかを多面的に理解し、会計が現実をいかに説明できるかという「切れ味」を把握することが大事だからです。

■理論や歴史から実務事例までを網羅
第2章から第14章までの各章を、それぞれ3つのパートに分けています。最初から順番に読み進むこともできますが、制度やルールを学びたいなら各章の「Accounting Today」を、理論や歴史を調べたいなら各章の「Theory and History」を、実務への応用例を知りたいなら各章の「Field Study」を読み進むというように、必要な箇所から読みはじめることもできます。

目次

序 章 現代の企業会計

 第Ⅰ部 企業会計のパラダイム
第2章 企業会計の本質とフレームワーク
第3章 会計制度の論理と体系
第4章 企業のディスクロージャー

 第Ⅱ部 資源フローの会計
第5章 損益計算書のパラダイム
第6章 経営パフォーマンスの測定と表示

 第Ⅲ部 資源ストックの会計
第7章 貸借対照表のパラダイム
第8章 資産の会計
第9章 持分の会計

 第Ⅳ部 公正価値会計
第10章 金融商品の会計
第11章 従業員給付の会計

 第Ⅴ部 グループ・グローバルの会計
第12章 連結グループの会計
第13章 企業結合・事業分離等の会計
第14章 グローバリゼーションの会計

終 章 戦略的企業評価に向けて