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9ヵ月の昏睡状態から目を覚ましたルーベン・キムタイ・レル巡査 Photo: KUTV Kenya / Twitter

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BBC News(英国)ほか

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Text by COURRiER Japon

突然の事故で重症を負い、昏睡状態に。身元確認もできず、誰にもその消息を知られなかったら……。そんな稀有な体験をした男がケニアにいる。

突然の失踪に困惑する家族と勤務先


交通事故で昏睡状態に陥り、9ヵ月後に奇跡的に目を覚ましたケニアの警察官がいる。眠っている間に、家族には死んだと思われ、仕事も職務放棄で解雇されていた。

英メディア「BBC」によると、ルーベン・キムタイ・レル巡査は、2020年12月20日に交通事故で重症を負い、ナイロビの国立病院に入院していた。集中治療室で治療を受けていたのだが、その消息はなんと家族にも勤務先の警察にも知らされていなかった。

というのも、意識を失ったキムタイは身元確認ができるものを所持しておらず、病院側も身元不明人として扱わざるを得なかっのだ。

ケニアメディア「ケニアン」によると、年が明けても彼の身元は判明せず、家族もキムタイの行方を見つけらなかった。警察も、キムタイの捜索を必死に行ったものの、その居場所を突き止めることはできなかった。そのため、1月19日、警察はキムタイは職務を放棄したと正式に決定。キムタイは解雇された。
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