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日本の鉄道開業150周年を記念するイベントに出席したラーム・エマニュエル駐日米大使 Photo: Peter Landers

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ウォール・ストリート・ジャーナル(米国)

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Text by Peter Landers

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駐日米大使として天皇に謁見(えっけん)したり、ジョー・バイデン大統領を大使公邸に迎えたりしたラーム・エマニュエルが、同じくらい感動した瞬間がある。新幹線の車掌室に招かれたときだ。

列車は時速240キロを超えるスピードで東京に向かっている。興奮しつつ「はい、入れてくださるならぜひ」と答えたという。

入室が認められ、車掌と鉄道について話すことができた。日本では電車が予定より1分早く到着することは1分遅れるのと同様にひんしゅくを買うのだと車掌は説明した。「4時1分が予定時刻で4時に到着すると、そのように記録に残されてしまう」とエマニュエルは話した。

米国には高速鉄道が何度も計画されながら実現しなかった歴史がある。鉄道愛を語る政治家──エマニュエルが首席補佐官として仕えたバラク・オバマ元大統領もその一人だ──は大抵、話題を変える羽目になる。
残り: 2476文字 / 全文 : 2928文字

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