ダイアローグ 価値を生み出す組織に変わる対話の技術

ダイアローグ 価値を生み出す組織に変わる対話の技術

著 | 熊平美香
1980円 (税込) ※1

ページ数:352ページ
発売日:2023/2/17
ISBN:978-4-7993-2908-5

Product description 商品説明

変化が激しく問題が複雑に絡み合った現代は、一人の人間が既知の知識やものの見方を使って答えが出せるほど簡単な時代ではありません。実際、仕事をするなかで、従来のやり方では行き詰まりを感じている方も少なくないでしょう。これまでのものの見方、これまでの常識、これまでの成功体験が通用しなくなった今、かつてないほど対話の果たす役割は大きくなっています。(「はじめに」より抜粋)

本書では、チームづくりやアイディア創出、問題解決といった目的ごとに
プロセスを実践するための対話の基礎力と、その実践方法を解説します。

著者はベストセラー『リフレクション』で
メタ認知と振り返りの重要性を説いた熊平美香氏。

対話の5つの基礎力として
「メタ認知」「評価判断の保留」「傾聴」「学習と変容」「リアルタイム・リフレクション」
を挙げ、オリジナルのフレームワークとともに実践的に紹介します。


<こんな人・こんなシーンにおすすめ>
・関係者が増えると予定調和な結論になってしまう
・組織を変えたいのに、過去の成功体験にしがみついてしまう
・チーム間で学習を促進させたい
・心理的安全性の高い組織をつくりたい
・多様な関係者とともに価値創造をしたい
・自分の固定概念に気づき、アップデートしたい

Index 目次

もくじ

はじめに

第1章 対話のスキル
対話こそが卓越した成果を生む
対話の特徴とは
 驚きと違和感は新たな発見の機会
対話の5つの基礎力
 一人で考えることには限界がある
対話の基礎力1 メタ認知
 実践方法 メタ認知
対話の基礎力2 評価判断の保留
 実践方法 評価判断の保留
対話の基礎力3 傾聴
 実践方法 傾聴
対話の基礎力4 学習と変容
 実践方法 学習と変容
対話の基礎力5 リアルタイム・リフレクション
 実践方法 リアルタイム・リフレクション
対話の破壊者にならないために
 評価判断の保留が、創造的な結論につながる
 過去の成功体験を手放そう

第2章 共創するチームの対話
対話によってチームで学び、価値を生み出す
チーム一丸となるための対話
 内発的動機「クリエイティブ・テンション」を見つける
 一つの目標に向かう
チーム学習のための対話
 経験から学ぶリフレクション
 経験から学ぶためのチェックリスト
 結果や行動だけを振り返らない
 アンラーンに対話を活かす
心理的安全性と信頼関係のための対話
 対話が創り出す心理的安全性
 心理的安全性は、みんなでつくる
 信頼関係を築くための対話
 信頼のトライアングル
 「関係の質」の高さが、「結果の質」を支える

第3章 多様性を価値に変える対話
多様性の価値
 対話が不足すると、多様性の価値は得られない
多様性の壁を乗り越える対話
 言語の壁 言葉の解釈をすり合わせる
 行動様式の壁 行動の背景を理解する
 評価基準の壁 判断のズレをなくす
 カルチャーの壁 一緒に実現したいカルチャーを明らかにする
多様な判断軸を融合する対話
 多様な判断軸を融合する合意形成のステップ
具体と抽象を往来する対話
多様なレンズで問題を捉える対話
 多様なレンズで問題を捉える
集合知を生成する対話のファシリテーション
 「拡散」と「収束」のプロセス

第4章 創造性を高める対話
対話の力で新しいものを生み出す −−デザイン思考
 デザイン思考 5つのプロセス
 デザイン思考の3つの特徴
顧客=真のエキスパートに学ぶ
 インサイトを見つける
 「聴いているつもり」のインタビュー
 インサイト聴き取るインタビュー
 観察して得た情報をチームで共有する
 学習と変容に向かう聴き方
アイディアを創出する
 ブレインストーミングの3つの約束
 新しいアイディアと認知の4点セット

第5章 厄介な問題解決のための対話
厄介な問題解決のための対話力
 厄介な問題解決の3つの特徴
 厄介な問題解決力に対話を活かす
厄介な問題解決とシステム思考
問題の全容を捉えるための対話 −−氷山モデル
 ステップ1 目に見えるものを明らかにする
 ステップ2 事実の背景にある原因を探る
 問題の全容を捉えるための対話の目的
システムに働きかける
 チェンジ理論を活用する問題解決
 他者を巻き込み変化を起こす
変容のスキルを磨く
 ブレイクスルーは対話から生まれる

おわりに
参考文献・WEBサイト

Author description 著者情報

熊平美香

昭和女子大学キャリアカレッジ 学院長
一般社団法人21世紀学び研究所 代表理事

ハーバード大学経営大学院でMBA取得後、熊平製作所の企業変革に従事。日本マクドナルド創業者に師事し新規事業開発を行った後、1997年に独立し、リーダーシップおよび組織開発に従事する。2009年より日本教育大学院大学で教員養成に取り組む傍ら、未来教育会議を立ち上げ、教育ビジョンの形成に尽力。2015年に一般社団法人21世紀学び研究所を設立し、リフレクションの普及活動を行う。昭和女子大学キャリアカレッジではダイバーシティおよび働き方改革の推進、一般財団法人クマヒラセキュリティ財団ではシチズンシップ教育に取り組む。Learning For All等教育NPO活動にも参画。文部科学省中央教育審議会委員、内閣官房教育再生実行会議高等教育ワーキンググループ委員、経済産業省『未来の教室』とEdTech研究会委員などを務める。2018年には経済産業省の社会人基礎力にリフレクションを提案し、採択される。2021年10月、NHK Eテレ「プロのプロセス」に出演し、リフレクションを紹介。著書に 『リフレクション』(ディスカヴァー)、『チーム・ダーウィン「学習する組織」だけが生き残る』(英治出版)、『ピースフルスクールプログラム』(東洋館出版社)がある。
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