『独学大全──絶対に「学ぶこと」をあきらめたくない人のための55の技法』著者の読書猿さんが「勉強が続かない」「やる気が出ない」「目標の立て方がわからない」「受験に受かりたい」「英語を学び直したい」……などなど、「具体的な悩み」に回答。今日から役立ち、一生使える方法を紹介していきます。
※質問は、著者の「マシュマロ」宛てにいただいたものを元に、加筆・修正しています。読書猿さんのマシュマロはこちら

「能力が低くて仕事やアルバイトが続かない…」悩む人におすすめの4冊Photo: Adobe Stock

[質問]
 ブログ楽しく読まさせて頂いております。私は半ひきこもりのニートです。私は働く能力が低かったりや頭が悪い為、過去に行ったアルバイトでは効率よく動くことができず、店長やら同僚に怒られたり迷惑をかけてしまい不甲斐なくなり辞めてしまいがちでした。このような繰り返された経験をうまく消化できず、現在働く為に一歩踏み出すのが怖くて仕方ありません。どのような行動を起こせばよいでしょうか。学術の話ではなく大変申し訳ありませんが、よろしければご助言いただける助かります。

まず、社会の暗黙のルールを知ることです

[読書猿の回答]
 働く能力や頭の悪さのせいではありません。世の中で行われるやり取りは、多くの暗黙のルールによって支えられています。このルールが分からないと、やり取りはうまくいかず、誰もが力を発揮できず、怒られてばかり、ということになります。

 ソーシャル・スキル・トレーニングを勧めします。サポステやジョブカフェ、就業支援団体で実施されているなら参加し、身近になければ関連書を読んでみてください。

 仕事を目指す成人向けには『知的障害や自閉症の人たちのための 見てわかるビジネスマナー集』が分かりやすいでしょう。

『発達障害に気づかなかったあなたが自分らしく働き続ける方法』『ちょっとしたことでうまくいく 発達障害の人が上手に働くための本』も役に立ちます。

 あと仕事における人間関係の考え方では、『発達障害の僕が「食える人」に変わった すごい仕事術』の第2章が出色の出来です。

 ネット上の資料では、「発達障害専門プログラムマニュアル~コミュニケーションの基礎編~」が充実しています。