「なぜか好印象」の人が守っている、見た目で損しない3つのルール自分とは、何かが違う……! (写真はイメージです) Photo:PIXTA

コロナ禍のリモートワークを機に、「自分の見た目」により関心を持つようになった男性は少なくないだろう。なかでも、美容が仕事においても有利に働くという考えがじわじわ浸透し、男性の美容意識は高まりつつある。一方で、知識不足を理由にスキンケアに手を出しにくい、さらにメイクに至っては、「女性のものでしょ」という男性も多数。ビジネスシーンで”デキる男”を演出するスキンケアやメイクのポイントを、メンズ美容の専門家に聞いた。(取材・文/日本化粧品協会メディア事業部編集長 江口真理)

美しくなることは、
自分の価値を高める「自己投資」

 コロナ禍ほど、男性が自分の顔にまじまじと向き合う時間はなかったのではないだろうか。オンライン会議で画面に映る自分の顔を見て、顔色の悪さやくすみ、毛穴、テカリなどが気になり、何かケアをしなければと感じた人も多いだろう。

 男性も「美しくなること=仕事において有利に働く」という考えが少しずつ浸透し、メンズ美容への意識は底上げされつつある。

 日本メンズコスメ協会代表の原口和也さんは、「美容は自分の価値を高める『自己投資』。男性も美容にもっと積極的になってほしい」と話す。

「メンズ美容と聞くと、僕と同世代の40代以降の男性達はまだまだ保守的。“男性が美容なんて”とか、何か新しくてハードルが高いもの、という感覚になってしまうんですよね。ですが、日々行っている洗顔やシェービング、ヘアスタイリングも美容の1つ。美容を”自分の魅力を引き出すもの”と捉えれば、眉カットやスキンケア、メイクだって同じで、男女関係なく、誰がやってもおかしくないことだと思うんですよ。男性にも、もっと関心を持ってもらいたいですね」

 初対面の印象は約3秒で決まると言われるが、第一印象を決める要素として半分以上を占めるのが「見た目」だ。ビジネスシーンにおいては、表情や声のトーン、話の内容云々よりも先に、外見でいかに好印象を与えられるが、チャンスを掴めるか否か、最初の勝負ポイントと言っても過言ではない。

「顔が整ったイケメンでなくとも、身だしなみに気を遣っていて、自分の見せ方が上手な男性には好印象を持ちますよね。でも。もし大事な商談に、寝不足の青クマやくすみが目立つ肌、ボサボサの眉毛で行ったらどうでしょう。スーツや靴にいくら気を使っても、これでは台無し。相手に好印象を与えるための美容は、決して女性だけのものではないと感じていただけるはずです」

 外見を磨くことは内面の変化にもつながる。

「スキンケアやメイクの力でより魅力的な自分になることで、自己肯定感が上がり、自分に自信が持てるようになります。すると、それが言動や顔(表情)にも現れてくる。さらには、日々の活力がアップして仕事のモチベーションやパフォーマンスの向上につながったりもします。良いことしかないですよね」

 メリットだらけのメンズ美容だが、実際のところ、何から始めればよいのだろうか。