真野湾をひとり占め！さえぎるものが何もない海一望の絶景桟橋　新潟県佐渡市

2023.06.23 06:45

「あめやの桟橋」は、佐和田海水浴場にある桟橋。真野湾に向かってまっすぐのびた桟橋を先端まで歩けば、見えるのは空と一面の大海原だけ。真野湾をひとり占めした気分になれそうな、人気の映えスポットだ。佐和田海水浴場は、遠浅で波がおだやかな海水浴場として毎年7月中旬から8月下旬頃までにぎわう。海水浴シーズン中は桟橋で撮影する人の行列ができることもあるといい、早めに訪れるのが得策だ。

あめやの桟橋から車で約15分の「背合（せなごう）バス停」も、SNSで話題のフォトスポット。海沿いの国道350号線に建つ、白い駅舎がレトロなバス停だ。「恋するバス停」とも呼ばれ、背後の青い海と、白い建物のコントラストが美しい。朝、日中、夕暮れ、夜と変わりゆく空と海の色が、それぞれ違う景色を見せてくれる。

背合バス停から車で約10分の「学校蔵Café」は、小学校を改装した酒蔵の一角に誕生したカフェ。廃校となった旧西三川小学校は、丘の上に建ち日本海を一望する絶好のロケーションで、夕日の美しさも特筆ものだ。カフェのある場所は、小学校のなかでも景色が一番きれいに見える旧教務室。佐渡食材はもちろん、麹や酒粕、酒米などを使った酒蔵ならではのメニューを楽しめる。

日本海に浮かぶ佐渡ヶ島。絶景フォトを収めにドライブに出かけよう。

あめやの桟橋

佐渡から日用雑貨を輸送する船が停泊するために造られた桟橋が、味噌醸造業を営む「飴屋」に引き継がれたことから「あめやの桟橋」と呼ばれるようになったという。

写真提供：佐渡UIターンサポートセンター

海に向かって伸びる桟橋の反対側（陸地側）。海水浴シーズンには海の家がオープンする。
写真提供：佐渡UIターンサポートセンター

橋からの飛び込みは禁止。手すりがなく、橋板と橋板の間隔がやや広いので歩く際は注意しよう。

背合バス停

宿根木（しゅくねぎ）と佐和田方面とを結ぶ、新潟交通佐渡小木（おぎ）線のバス停。映画のワンシーンに登場するかのような、海を背にぽつんと建つ、白い建物（待合室）が話題に。

写真提供：地域情報サイト「Gatachira（ガタチラ）」

バス停の背後に広がるのは真野湾。運転しながらでも目に入る。
写真提供：地域情報サイト「Gatachira（ガタチラ）」

天気がよければ、遠く大佐渡山まで見渡せる。

学校蔵Café

「真野鶴」醸造元である尾畑酒造が運営する、空と海を一望できる絶景カフェ。佐渡黒豚の酒米カレーや麹甘酒のアイスクリームなど、地元佐渡の食材や麹、酒粕を使ったランチやドリンクが好評。

児童数の減少により、2010年閉校した旧西三川小学校。
店内の大きな窓から、抜群の眺望を楽しめる。
小高い丘の上にあり、夕日の名所としても知られる場所。
週替わりのランチプレート。メニューは随時変わる。

■あめやの桟橋
所在地：新潟県佐渡市河原田本町
アクセス：両津港から車で約35分
駐車場：あり

■背合バス停
所在地：新潟県佐渡市背合335
アクセス：両津港から車で約30分
駐車場：なし

■学校蔵Café
住所：新潟県佐渡市西三川1871
TEL：090-4327-3614
営業時間：11～16時
定休日：日・月・火曜（季節により変動あり）
アクセス：両津港から車で約45分
駐車場：あり
URL：https://www.obata-shuzo.com/home/gakkogura/cafe.asp

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※記事内のデータは2023年6月現在のものです。掲載後に料金、営業時間、定休日、メニュー等の内容が変更になることや、臨時休業等で利用できない場合があります。
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[GAZOO編集部]