春の健診、直前だけ摂生しても「ごまかし」は利きません
誤解されがちな健診のイロハを知ろう
亀甲 綾乃=日経Gooday
新年度がスタートしてもうすぐ2週間。そろそろ職場で春の健康診断のお知らせを受け取った方も多いのではないでしょうか。
「やばい、去年血圧が高めだったけど、今年はどうだろう。再検査にひっかかったらいやだなあ」
「最近太ったから、腹囲測定が気が重い…」
「よし、1週間ほど禁酒して血液検査に備えるか!」
…と、いろいろな思いが錯そうしているかもしれません。
自覚症状のない病気を見つけてくれる、ありがたい健康診断ですが、実は、知っているようで知らないことがたくさんあります。
- 本当に大きな病気を見つけてくれるの?
- 検査の前に摂生すれば数値は良くなるの?
- 「要経過観察」なら、そのまま様子を見ていてもいいの?
…そんな疑問がある方は、こちらのコラムを読んで、健診にまつわる素朴な疑問を解消しておきましょう。本コラムでは、健診の仕組みや結果の見方など、誤解されがちな健診のイロハを専門家が分かりやすく解説していす。気になるタイトルをぜひクリックしてみてください。
知ってビックリ! 健診のウソ・ホント
ただし、残念ながら、健診を受ければすべての病気が見つかるわけではありません。とりわけ、がんを早期に見つけたいという場合は、がん検診や人間ドックを受診することをお勧めします。
がんについての基礎知識を分かりやすくまとめたこちらの連載も、知識の整理に役立ちます。