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アジアンタムが枯れる原因!チリチリになった葉は復活できる?

2023/11/9

アジアンタムはシダ科の仲間で、薄くて小さな葉が集まり繊細でかわいい植物です。直射日光や乾燥に弱い性質があり、すぐに枯れてしまうこともあります。

今回はアジアンタムが枯れてしまう原因とその対処法についてご紹介します。

アジアンタムが枯れる原因・対処方法

アジアンタムPhoto by しばさん@GreenSnap

水が不足している

アジアンタムは湿度の高い環境を好みます。アジアンタムの葉は乾燥すると葉の部分が丸まるように枯れて、チリチリになってしまいます。枯れてしまった葉は水を与えても元には戻らないため、葉がチリチリになってしまう前にこまめに水を与える必要があります。

日当たりが強すぎる

アジアンタムを直射日光に当ててしまうと、葉焼けを起こします。葉焼けしてしまうと、見た目が悪くなるだけでなく、アジアンタム全体が枯れてしまいます。葉焼けを起こさないようにするためにも、レースカーテンを使って直射日光が当たらないようにするなど工夫をしましょう。

気温が低すぎる

アジアンタムは、もともと温帯~熱帯地域に分布しているため暑さには強いですが、寒さには弱いため、冬場10℃以下になる場合は、暖かい室内に取り込むようにしましょう。冬の窓際は温度が低いので、冷気が当たる窓際に置くのは避けましょう。

根腐れしている

水をこまめに与えることは必要ですが、アジアンタムは、水をやりすぎて根腐れを起こして枯れてしまうことがあります。判断がむずかしいですが、土が湿っているのに枯れてしまう場合は、水のやりすぎが原因の場合があります。

アジアンタムを枯らさないためのポイント

アジアンタムを枯らさないためのポイントを枯れる原因ごとに説明していきます。

水不足の場合

まずたくさん水を与えることです。水やりの頻度としては、春~秋は土が半乾きになったら水を与え、冬場は土が乾燥してから2~3日後にたっぷりと水をやることです。

日当たりが原因の場合

レースカーテンなどで日差しが遮られた場所や直射日光の当たらない場所に置きましょう。室内に入れる際は、エアコンの風が当たらないように気を付けましょう。風の当たりすぎも水不足の場合と同じく枯れてしまいます。

このほか水やりと同時に葉水を吹きかけることで、湿度を高め、枯れにくくなります。また葉水はホコリなどのゴミを取りはらえて、害虫の発生も予防できるので、葉水を吹きかける習慣をつけましょう。

葉がチリチリになったアジアンタムは復活できる?

アジアンタムPhoto by sousouさん@GreenSnap

清潔なハサミを使って、アジアンタムの根元の茎を1〜2cmほど残し、それ以外のチリチリになった清潔なハサミを使い、思い切ってカットします。カットしたあとは、鉢底から水が染み出るほど、たっぷりと水を与えます。受け皿にたまった水は根腐れや病害虫の原因になりやすいのですぐに捨てます。

そのあと、鉢がすっぽりと入る少し大きめのビニール袋にアジアンタムを入れて高温多湿状態を保てるようにします。袋の口は空気や水が漏れないように洗濯ばさみなどでしっかりと留めておきます。そこから上手く育てば根元から新しい葉が広がっていきます。

アジアンタムが枯れても諦めず育てよう!

アジアンタムは水やりももちろんですが、葉全体がチリチリになって枯れないようにするために日当たりのよい室内で、水回りなど湿度の高い場所に置いて育てるのも一つの方法です。

こまめな葉水と適切なタイミングで水やりを行い、葉がいつまでもきれいに保てるように心がけましょう。