繁忙期でも安い料金で引っ越すポイント
更新日:2023年4月25日
引っ越し業者の繁忙期は3月〜4月、9月〜10月です。繁忙期は引っ越し需要が多く、閑散期と比べると引っ越し料金が高くなる傾向にあります。季節や曜日・時間帯によって引っ越し業者が忙しい繁忙期に引っ越しをする際の注意点や、少しでも引っ越し料金を安く抑えるためのコツをご紹介しましょう。
業者が抱えているトラックや作業人員はある程度決まっているため、引っ越しの需要が下がる閑散期の料金は比較的安くなる傾向にあります。一方、繁忙期の料金は閑散期よりも高く設定されていることが多いでしょう。 引っ越し料金が安くなる時期はいつ頃?をチェック
料金が高いだけでなく、依頼が集中するため引っ越し業者の予約も難しくなります。
いつ引っ越し業者が混雑するのか確認してみましょう。
2022年度 月別移動者数
3月〜4月 |
就職や進学が集中し、年間を通してもっとも引っ越しが多い時期です。 料金が高めに設定されている場合がほとんどで、希望の日時での予約がとりにくくなります。 ただし、4月の下旬にはピークを過ぎ引っ越し件数も減り始めます。 |
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9月〜10月 | 秋の転勤や転職のために引っ越ししたい人の依頼が増える9月〜10月は、3月〜4月に次いで引っ越しの多い時期です。 |
1月 | 年始である1月は、何かと忙しくなる引っ越しを避けたい人が多いようです。 ただし、業者によって年始の数日間は休業していたり、料金が上がったりします。 |
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11月 | 秋の混みやすいシーズンが終わり、気候的にも過ごしやすく引っ越しにおすすめの時期です。 |
引っ越しの依頼が少ないと、依頼をとるために値下げをする業者が増えてきます。それでも、人気の高い曜日や時間帯は埋まってしまうことも十分考えられますので、早めに行動しましょう。
引っ越し業者に早めに見積もり依頼をすれば、他社と比較検討したり値引き交渉をしたりする時間がとれます。繁忙期では大幅な値引きは難しいですが、備品や有料オプションのサービスを受けられるよう交渉してみる価値はあるでしょう。
年間でもっとも引越し件数が多いのは3月です。とくに下旬は混雑のピークで、値引き交渉どころか予約をするのも苦労することでしょう。引越し業者は強気な価格設定をしていることがあるため、料金をなるべく安く抑えたいのであればこの時期は避けたほうが無難です。
一般的に平日のほうが引越し料金は安く設定されています。繁忙期でも休日から平日に変更すれば安くなる可能性があります。
午前中は引越しに人気の時間帯ですので、引越し料金は高めに設定されていることが多いです。何時に作業が開始されるかわからないフリープランでは困るという場合、午前中の時間指定を外して午後にするだけでも料金が安くなる場合があります。
仏滅、大安くらいは聞いたことがあるという人も多いのではないでしょうか。これらは六曜といって、日本の暦の中で有名な暦注の1つです。縁起が悪いというイメージの仏滅や赤口は引越し料金を安めに設定している業者もあるため、こうした暦注を気にしないのであれば引っ越し日の候補にしてもよいでしょう。「大安吉日」?縁起のよい引越しの日取りは?をチェック
引越し料金が高い繁忙期は、引越し業者が用意するお得なプランを利用する手もあります。作業の時間帯を引越し業者にまかせる、「時間指定なしのフリープラン」は午前スタートの引越しよりも割安なため、人気です。
ただし、フリープランでは別件の引っ越し作業を終えてからとなるので、2〜3件目の引越し作業になります。場合によっては、作業開始が夕方、引越しが終わるのが深夜になることも。そのため、引っ越し後の片付けの時間を十分とれない可能性があります。料金面のメリットは大きいですが、こうしたデメリットがあることも把握しておきましょう。
どうしても高くなりがちな繁忙期の引越し料金ですが、早い段階で料金の上がりにくい日程を予約できれば出費を抑えることができます。繁忙期に引越しすることが決まったら、早めに見積もり依頼をしておきましょう。
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