コーラ監督、沢村拓一に高めの直球での成長を期待

スポーツ報知
沢村拓一(ロイター)

 レッドソックスのコーラ監督は8日(日本時間9日)、敵地でのオリオールズ戦の試合前にオンライ会見に応じ、ここまで13試合に登板し、1勝2ホールド、防御率3・77としている沢村拓一投手(33)の成功の鍵として、高めの直球を挙げた。

 前日のタイガース戦で4本目の本塁打を許した沢村。低めの直球を狙われた結果にコーラ監督は「このレベル(メジャー)の打者は、低めを狙っている。コースを高めにして欲しいと話している。それ以外は、球速も98マイル(157キロ)前後出ているし、オーケーだ」と、直球のコースに注文を出した一方で、球威には合格点を出した。

 ここまで公式戦は全日程の約2割を消化。指揮官は「微調整だけでいい。直球を高めに修正していけば、最近、良くなっているスプリットも更に生きる。直球を高めに投げることで、彼の武器を最大利用できると思う」とルーキー右腕の伸びしろに期待した。

野球

×