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【2024年版】東京大塚エリア・都電荒川線沿いのお花見スポット8選

「東京さくらトラム」という愛称で親しまれる都電荒川線沿線。東京・大塚駅周辺を含む荒川線沿線には、桜の名所が多数存在します。下町情緒あふれる荒川線沿いから桜を愛でるのは、まさに春の醍醐味。そんな都電荒川線沿線のお花見スポットからおすすめを8カ所ご紹介します。「OMO5東京大塚」から歩いて行ける場所もあるのでぜひご参考にしてください。

目線の高さに桜が咲き誇る

山手線の線路上にかかるこぢんまりとした橋
山手線の線路上にかかるこぢんまりとした橋

かつてセミの抜け殻が付いていた松の木を、明治天皇がご覧になっていたことが由来の「空蝉橋(うつせみはし)」。この橋の両脇にある2本の坂に、ソメイヨシノの桜並木があります。橋のたもとに桜が植えられているので、ちょうど目線の高さに広がる満開の桜は圧巻。
春限定で開催しているOMO5東京大塚の「ご近所桜さんぽツアー」では、ご近所ガイドが説明を交えながら楽しく案内してくれます。ソメイヨシノ発祥の地でもある豊島区。歴史を感じながらお散歩してみてはいかがでしょうか。

【開花時期】例年3月下旬~4月上旬
【見頃】例年4月初め
【桜の種類】ソメイヨシノ、ヤエザクラ、しだれ桜 他

空蝉橋
  • 住所東京都豊島区北大塚 MAP
  • アクセスJR山手線大塚駅から徒歩約4分

豊島区内でも有数の桜の名所

地元の人に愛されている桜並木の風景(画像提供:東京都交通局)
地元の人に愛されている桜並木の風景(画像提供:東京都交通局)

豊島区内でも有数の桜並木。美しいことで知られ、30年以上ものあいだ地元の人々に大切に守られ、愛されているスポットです。東西600mにわたって続く並木道の両側に桜が植えられ、満開時には桜のトンネルが楽しめます。「桜まつり」の開催中には様々な催しが行われる上、夜に灯る提灯も幻想的です。
桜並木の出口付近には、都電荒川線の線路があり、桜のトンネルの先に都電が走る風景も見られます。この「南大塚三丁目桜並木通り」も、空蝉橋と同じく「ご近所桜さんぽツアー」のコースに含まれています。

【開花時期】例年3月下旬~4月上旬
【見頃】例年4月初め
【桜の種類】ソメイヨシノ、ヤエザクラ、しだれ桜 他

南大塚三丁目桜並木通り
  • 住所東京都豊島区南大塚 MAP
  • アクセスJR山手線大塚駅から徒歩約5分

日本最初の公園のひとつに指定された桜の名所

8代将軍徳川吉宗がこの地を桜の名所に指定
8代将軍徳川吉宗がこの地を桜の名所に指定

北区No.1の人気スポットである「飛鳥山公園」。その歴史は古く、8代将軍徳川吉宗が江戸っ子たちの行楽地とするため、今からおよそ300年前に飛鳥山を桜の名所にしたのが始まりでした。明治6年には、上野・芝・浅草・深川とともに日本最初の公園に指定され、現在も地元区民に親しまれています。
公園内には、ソメイヨシノ・カンヒザクラ・サトザクラなど、およそ600本の桜が植えられており、そのうち400本は豊島区が発祥であるソメイヨシノとなっています。

【開花時期】例年3月下旬~4月上旬
【見頃】例年4月初め
【桜の種類】ソメイヨシノ、ヤエザクラ、しだれ桜 他

提供:東京都交通局
提供:東京都交通局
飛鳥山公園

都心とは思えない静けさで桜鑑賞を楽しめる

参道は江戸時代から桜の名所として知られている(画像提供:豊島区観光協会)
参道は江戸時代から桜の名所として知られている(画像提供:豊島区観光協会)

810年(弘仁元年)に威光寺として開創された「法明寺」は、江戸時代から桜の名所として知られた寺院です。参道の両側に続く桜並木は、多くの人々を魅了し続けています。都心であるにもかかわらず、静寂な雰囲気に包まれ、落ち着いてお花見ができる穴場スポットです。
参道を通り抜けると、正面に山門が見え、境内には梵鐘(ぼんしょう)や蕣塚(あさがおづか)などがあります。さらに奥に進むと、赤い鳥居の先に威光稲荷堂が祀られています。桜とあわせて鑑賞することで、法明寺の長い歴史を感じられるでしょう。

【開花時期】例年3月下旬~4月上旬
【見頃】例年4月初め
【桜の種類】ソメイヨシノ、ヤエザクラ、しだれ桜 他

法明寺
  • URLhttps://www.homyoji.or.jp/
  • 住所東京都豊島区南池袋3-18-18 MAP
  • アクセスJR池袋駅から徒歩約15分
  • 営業時間9:00~17:00(境内のみ、本堂拝観不可)
  • 定休日無休
  • 入場料無料
  • TEL03-3971-4383
  • 駐車場なし

神田川沿いに続く桜並木は圧巻

満開の桜が咲く神田川沿い
満開の桜が咲く神田川沿い

都電荒川線の面影橋停留所すぐの神田川にかかっている橋。この面影橋から、神田川の両岸に沿って桜並木が続いており、春になると見事なアーチが出来上がります。その美しさは多くの人々を魅了し、訪れる人々の心を癒しているのです。
穏やかに流れる神田川と、川の両側で咲き誇る満開の桜、そしてその脇をレトロな姿でゆったり走る東京唯一の路面電車・都電荒川線。これらが融合した景色は、東京の春ならではの風物詩のひとつです。

【開花時期】例年3月下旬~4月上旬
【見頃】例年4月初め
【桜の種類】ソメイヨシノ

面影橋

都電と桜を同時に撮影できる人気スポット

荒川線唯一の鉄橋として知られる高戸橋(画像提供:東京都交通局)
荒川線唯一の鉄橋として知られる高戸橋(画像提供:東京都交通局)

面影橋と同様、神田川からほど近いお花見スポット「高戸橋」。毎年桜の開花時期になると、多くの人々でにぎわいます。都電と桜を同時に撮影できるフォトスポットであることも人気の理由のひとつです。春ならではの景色をカメラに収めようと、足しげく通うカメラマンもいるほど。
さらに、高戸橋の桜は都電の車窓からも見ることができ、都電から桜を眺める観光客の姿も見られます。東京ではここでしか味わえない、都電の風情を満喫してみるのはいかがでしょうか。

【開花時期】例年3月下旬~4月上旬
【見頃】例年4月初め
【桜の種類】ソメイヨシノ

高戸橋
  • 住所東京都新宿区西早稲田3丁目、新宿区高田馬場2丁目、豊島区高田3丁目周辺 MAP
  • アクセス都電荒川線「学習院下」すぐ

滝のようなしだれ桜が圧巻

江戸の二大庭園のひとつ(画像提供:(公財)東京都公園協会)
江戸の二大庭園のひとつ(画像提供:(公財)東京都公園協会)

文京区にある小石川後楽園とともに、江戸の二大庭園に数えられている六義園は、昭和28年に国の特別名勝に指定されました。江戸大名庭園の代表的なもので、「回遊式築山泉水庭園」は訪れる人々を魅了します。
六義園で咲く桜のうち有名なのが、高さ15m・幅20mにわたる大しだれ桜。滝のような形で、流れ落ちるように咲く花は圧巻です。毎年3月下旬から4月上旬に行われる「夜間特別観賞」では、しだれ桜がライトアップされ優美な桜を愛でることができます。趣ある日本庭園で桜を見るのは、六義園ならではの楽しみ方です。

【開花時期】例年3月下旬~4月上旬
【見頃】例年4月初め
【桜の種類】ソメイヨシノ、ヤエザクラ、しだれ桜 他

▼春夜の六義園 夜間特別観賞
日時:2024年3月16日(土)~24日(日)18:30~21:00(最終入園20:30)
備考:https://www.tokyo-park.or.jp/event/53994.html

提供:(公財)東京都公園協会
提供:(公財)東京都公園協会
六義園
  • URLhttps://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index031.html
  • 住所東京都文京区本駒込6-16-3 MAP
  • アクセスJR山手線「駒込」(南口)から徒歩約7分
  • 営業時間9:00~17:00(入園は16:30まで)
  • 定休日年末・年始(12月29日~翌年1月1日)
  • 入場料一般300円、65歳以上150円
    (小学生以下及び都内在住・在学の中学生は無料)
  • TEL03-3941-2222(六義園サービスセンター)
  • 駐車場なし
  • メモ開園状況、入園方法につきましては公式ホームページをご確認ください。

山手線と桜並木が同時に見られるフォトスポット

通り沿いには隙間なくソメイヨシノが並ぶ
通り沿いには隙間なくソメイヨシノが並ぶ

巣鴨駅から江戸橋まで約300mつながる「すがも桜並木通り」。白山通りを渡った先にある「染井吉野の碑」を目印に進むと、山手線沿いに桜並木が広がっています。なかでも、宮下橋から江戸橋にかけて咲き誇る桜並木は圧巻。このふたつの橋から、山手線と桜並木を同時に眺めることができ、区内屈指のフォトスポットとしても有名です。
また、線路の向かい側にある江戸橋公園からも桜を眺められます。周辺一帯が桜の花に囲まれ、のんびり過ごすのにぴったりのスポットです。

【開花時期】例年3月下旬~4月上旬
【見頃】例年4月初め
【桜の種類】ソメイヨシノ、ヤエザクラ、しだれ桜 他

提供:豊島区観光協会
提供:豊島区観光協会
すがも桜並木通り
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