教えてくれたのは…
美ボディメイク・ダイエット指導のスペシャリスト
石本哲郎さん
女性専門パーソナルトレーナー。のべ1万人以上の女性の体づくりを指導、成功へと導く。女性のダイエットに関わる医学、栄養学、トレーニングメソッドを研究。さらに女性がどんなときにダイエットに挫折するのかを知るために、自ら意図的に太って痩せる実験を27回行ってきた。モデルやタレンドではなく、ダイエットに悩む一般女性の指導をもっとも得意としている。著書は『もっと!神やせ7日間ダイエット 食べて食欲リセット、運動なしでやせる!』(KADOKAWA)ほか多数。
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家計の味方は、ダイエットの味方でもあった!
低カロリーで食べ応えがある食材の代表格といえば、「もやし」が挙げられるでしょう。お財布にも優しい値段も魅力ですよね。この家計の味方であるもやし、実はダイエットの味方にもなってくれる頼もしい食材なのです! ただし、もやしばかりを食べ続けるダイエットは、栄養面から見て決して健康的とは言えません。そこで今回は、「キレイにやせる」ダイエットにもやしを取り入れるコツをお教えします。
●着目すべきは、もやしの栄養素より「食べた満足感」
よく「もやしは栄養がない」と言われがちですが、もっともポピュラーな緑豆もやしでも、ビタミンやミネラルなどの体にいい栄養素を少量ながら含んでいます。でも、必要量に足りているかというと全く足りません。含まれている、と必要量がしっかり含まれている、は全く意味が違います。もやしの栄養素を期待するような食事の組み合わせはあまりお勧めではありません。
ではなぜ、ダイエット中に取り入れたほうがいいと言えるのか。その最大の利点は、「低カロリー食材でお腹が膨れること」にあります。例えば、筋トレなしの「食べてやせる」ダイエットでは、夕食のごはんを抜いて糖質をカットするのが効果的ですが、それだと満腹感を得られない人もいます。そこで登場するのがもやしです。シャキシャキと食べ応えがあり、咀嚼回数も増えるもやしを、ぜひごはん代わりに食べてみてください。摂取カロリーや糖質をカットしながら、満腹感も得やすくなりますよ。
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かさ増し食材は「たくさん」食べてもいい?
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