庭に灯籠を置く意味とは?どのように配置すれば良い?

雪見灯籠
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灯籠は古来から伝承されており、庭の一部として利用されています。
灯籠を見ると、なぜだか不思議な気持ちになりますよね。

今回は庭に灯籠を設置する意味と、灯籠の正しい置き方を紹介します。

 

雪見灯籠
雪見灯籠

□灯籠を設置する意味とは?

最初に灯籠の意味を紹介します。

灯籠は照明として使用されており、現在の中国にあたる国から仏教と同じタイミングで伝来しました。
日本では寺院を中心として、神道にも使用されています。

素材は竹や木材、金属、そして石と様々なものがあります。
火を灯す部分が囲われているのは、風が吹いた際に火が消えないようにするためです。

そして、灯籠は種類があり、使い方によって名称が異なります。
家の中で使用するものがあんどん(行燈)、家の外で使用する物はちょうちん(提灯)と呼ばれています。
このように、仏教的な意味を持つだけでなく、日常で使用される照明として利用されています。

次に灯籠の役割を紹介します。

仏教では、灯が悪い気を払うと言われております。
皆さんも仏前でろうそくの火を灯している場面を見たことがあるでしょう。
それは、前述の理由と、亡くなった方があの世で迷子にならないための目印としての意味合いがあります。

そして、庭に灯籠を置く理由は、夜に庭を歩くための照明として使用されるためで、現在では庭の景観の一部として取り入れられています。

□灯籠の種類とは?

灯籠は役割と形で名称が変わります。

1つ目は墓前灯籠です。

これは、お墓に使用されることが多いです。
基本的には2つをペアにして使用しますが、右側に1つだけ設置することもあります。
仏教と神道の灯籠では形が変化し、仏教では丸型、神道では角型が使用されます。

2つ目は春日灯籠です。

これは、地面と火を灯す部分の間に柱があるのが特徴です。
名前の由来としては、奈良の春日大社で利用されていたところから来ています。
色々なお寺と日本式の庭で、使用されています。

3つ目は雪見灯籠です。

これは、春日灯籠と違って地面と火をともす部分の間に柱が無く、高さは低いのが特徴です。
高さは低いですが傘が大きく、足が3本で支えられているので、高さは低いものの大きく感じます。
そして、この灯籠は水面を明るく灯すことが役割なので、池のそばに設置されている場合が多いです。

4つ目は置き灯籠です。

柱がなく、石の上にそのまま設置された灯籠です。
庭園で良く使用されています。
これは、暗い庭を移動する際に、足元が良く見えるように設置されています。

特徴としては形の種類が多く、上部が大きくなっている物から、独特な形状をしている物もあります。
色々な形があるので、庭の雰囲気に合うものが見つかるでしょう。

 

□灯籠の正しい置き方とは?

次に灯籠の置き方を紹介します。

灯籠を正しく設置するには、火袋の穴と方角を知っておく必要があります。
ほとんどの灯籠には丸い穴と三日月形の穴があけてあります。
丸いほうを太陽が昇る東に向けて、三日月のほうを西に向ける伝統があります。

 

しかし、中には灯籠を明かりとして使用したい場合は、明るさが必要な向きにすることも良いでしょう。
ただし、会社に灯籠の設置を頼む場合は、この方向へ向けておくことが多いため、依頼する際は確認してくださいね。

次に火袋の上下です。

灯籠の中には知識が無いと上下の判別が難しい場合がありますので、判別方法を知る必要があります。
火袋は底があり、上には穴があります。

底の部分はろうそくを灯す際に必要で、上下が逆になるとろうそくを固定する場所がありません。
仮に火はつけないと思っていても、バランスが悪くなるので、事故につながらないように正しく設置することが大切です。
特に、雪見灯籠は上下の間違いが多くみられるので、注意が必要です。

最後に受けの部分の上下です。

灯籠の中には「受け」と呼ばれる部分があります。
これは、火袋と柱の間にある部品です。
上の面が平らになっており、下の面には丸くなっている突起が付いています。

これを知らずに、丸くなっている突起を間違えて上に置くと上下逆ですね。
こちらも本来とは違う向きになるので、安定感が欠けることによって、事故につながったり、倒れたりする可能性が高まります。
見た目が悪くなることと、安全上の面からも正しい向きで設置しましょう。

□当社は灯籠を取り扱っております

当社は雪見灯籠、善導寺灯籠、鳥海石山灯籠、山灯籠と言った灯籠を取り扱っています。
一部エリアを除いたすべての地域で配送を承っていますので、皆様からのご連絡をお待ちしております。
そして、大量購入される方や、大きいものを購入される方は送料を含めてお見積りをいたします。

善導寺型灯篭|岐阜・愛知で庭石販売と庭造りのことなら揖斐川庭石センター

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□まとめ

今回は灯籠を設置する意味と、灯籠の正しい置き方を紹介しました。
灯籠には昔からあるものなので、設置する際にルールがありました。
近年ではしきたりを守る必要性は薄れており、しきたりに従うのかは自由です。
そして、部品の上下は安全のために間違えないように設置しましょう。

 


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この記事を書いた人

hirokun408

昭和34年開業 初代が、炭製造→杉の切り出し→チップ製造を経て、地元・揖斐川町の揖斐川から採れる石、揖斐石を採取・販売するようになる。 造園会社・庭師への卸販売が中心で、2代目の代には、その流れで、民・公の造園工事、石工事を手がけるようになる。 また、韓国、中国から石材製品の輸入、販売も手がけ、売り上げも右肩上がり。 バブル崩壊以降、従来の和風の庭を作ることが激減し、売り上げが減る中、3代目が、インターネットの黎明期にWEBサイトを立ち上げる。 これからの時代は、ネット受注による売り方が出てくると踏んでの投資だったが、10年くらいは鳴かず飛ばず。 ネットの回線速度アップ、ガラケー→ケータイ→スマホと携帯端末の進化・パソコン化により、多くの方々が気楽にネットにつなげ、検索して情報共有する状況になり、ネット経由の売り上げが大幅アップ。 今では、岐阜、愛知を中心に全国に石を通販するまでになりました。
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