アプリで読む
ダウンロード

蔡総統や頼副総統、米下院の議員団と会談 二重課税排除加速法案の早期成立願う/台湾

2024/01/25 18:41
左から米下院議員のアミ・ベラ氏、マリオ・ディアス・バラルト氏、蔡英文総統
左から米下院議員のアミ・ベラ氏、マリオ・ディアス・バラルト氏、蔡英文総統

(台北中央社)米下院の議員連盟「台湾連線」の訪問団は25日、蔡英文(さいえいぶん)総統や頼清徳(らいせいとく)副総統と総統府でそれぞれ会談した。蔡氏と頼氏は共に、米下院歳入委員会で先日可決された米台二重課税排除加速法案に触れ、早期の成立を願う考えを示した。

訪問団のメンバーは、同議連の共同会長を務めるマリオ・ディアス・バラルト議員(共和党)とアミ・ベラ議員(民主党)の2氏を含む5人。24日から26日まで滞在する。

蔡総統は、同議連が13日の総統選後、即座に声明を出し、台湾の民主主義の選挙に対する評価を示したのに加え、共同会長2氏が訪台したことは台湾への重視と支持の表れだと言及。経済、貿易分野における台米間の結び付きを深める上で同議連が大きな役割を果たしてきたとして感謝を示した。

ディアス・バラルト議員は頼氏との会談時、今回の訪台で主に伝えたいメッセージは台湾に対する米国の支持は固く、本物であり、100%党を超えたものだという点だと紹介。ベラ氏は、台米双方が今後も手を取り合い、平和と繁栄を確保していけるよう期待を寄せた。

総統選で勝利した頼氏は、現在の台湾はすでに「世界の台湾」になっているとし、5月の総統就任後は蔡氏が築いた良好な基礎の上で台湾の人々の団結や社会の強靭(きょうじん)性の強化を図り、台湾海峡の平和と安定の現状を守っていくと述べた。

(温貴香/編集:名切千絵)

> 中国語関連記事
私たちはあなたのプライバシーを大切にします。
当ウェブサイトは関連技術を使用し、より良い閲覧体験を提供すると同時に、ユーザーの個人情報を尊重しています。中央社のプライバシーポリシーについてはこちらをご覧ください。このウインドウを閉じると、上記の規範に同意したとみなされます。
172.30.142.77