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首都圏 ‘地下急行鉄道’ 表面化

原文入力:2009-04-14午後10:37:52
京畿道, 研究結果発表…‘KINTEX~スソ’等 3ヶ路線 提示
ソウル市 “盆唐線などと重複…郊外周辺路線が望ましい”

ホン・ヨンドク記者

←首都圏地下広域急行鉄道路線案

京畿道が14日 ‘首都圏地下広域急行鉄道’ 建設のための研究結果を発表しその内容を国土海洋部に提出すると明らかにした。
キム・ムンス京畿知事はこの日、東灘地域住民代表など150人余りが参加した中で‘GTX(Great Train eXpress),首都圏交通革命-宣言式および特別記者会見’を開き広域急行鉄道の経済成果技術性検討結果を発表した。大韓交通学会が昨年4月から京畿道の依頼を受け進めてきた首都圏地下広域急行鉄道は既存地下鉄より下の地下40~50mに建設される鉄道だ。このために‘大深度’鉄道とも呼ばれる。

この研究案を見れば広域急行鉄道の全長は145.5kmであり△KINTEX~スソ(東灘) 46.3km(74.8km) △仁川,松島~清涼里49.9km △議政府~衿井49.3kmなど3ヶ路線が提示された。

事業費は京畿道が負担すれば13兆9000余億ウォン,民間資本で行えば11兆1200余億ウォンがかかると推定された。京畿道は「2011年に事業着工し2016年に完工すれば利用需要が一日76万通行に達し、経済性(B/C)も1.24に達するなど事業性が充分だという研究結果が出た」として「この鉄道が運行されれば東灘から江南まで18分で到着することができる」と明らかにした。ソウル市内での通行時間短縮効果も相当あると予想される。

これと伴い△一日自動車88万通行減少△年間二酸化炭素排出量150万t減少△5800億ウォンのエネルギー消費減少△年間7000億ウォンの交通混雑費用減少△26万人の働き口創出などの効果も期待されると京畿道は明らかにした。京畿道はこの研究結果を今週、国土海洋部に提出する予定であり国土部は広域交通委員会審議を経て国家鉄道網建設計画への反映可否を決める。

しかし首都圏地下広域急行鉄道が推進されるには解決しなければならない問題も1・2に止まらない。まず13兆ウォンに達する莫大な事業費を調達しなければならない。また広域急行鉄道の乗換駅であるソウル駅,新道林駅,三成駅,清涼里駅などは現在も出・退勤時間帯には利用客で飽和状態なので、広域急行鉄道まで運行しようとすれば相当な施設拡充が必要なものと見られる。

これと関連して、シン・ヨンモク ソウル市交通政策担当官は「首都圏広域急行鉄道路線が現在ソウル市が建設している新安山線,盆唐線,新盆唐線などと重複する」として「既存のソウル地下鉄路線と連係した市郊外周辺路線を作ることが望ましい」と話した。

ホン・ヨンドク記者ydhong@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/area/349834.html 訳J.S