チャンスが訪れる人と訪れない人の違い
今までの人生を送ってきた中で、自分自身の人生におけるテーマの一つに「運気の正体」というものがある。
社会人になってから、同じことをしているのに結果が出る人と出ない人がいたり、偶然のチャンスを掴んでそこから上昇気流に乗っている人もいたりするのを見てきた中で、また自分自身が色々な経験をしている中で
それらの違いは一体なんなのか?というのを追求したいと思ったのだ。
そこで、色々な本を読んだり仕事で結果を出している人の話を聞いたりして、その正体を自分の中で明確にしたいと思っているときに、ある言葉を本の一節で読んで凄く納得がいくことが書いてあった。
それは「幸運は準備ができている人だけに訪れる」ということだ。
人生の転機は全て偶然だったが必然でもあった
それを自分自身の経験で感じるエピソードを3つほど紹介したい。
その一つが学生時代の就職活動だ。
僕は当時総合商社に行きたいと思って、色々な方にOB訪問をお願いしていた。
するとたまたま総合商社に在籍していた方と知り合いになり、会っていくうちに学生時代の友人や在籍時の後輩を紹介してくれるということになった。
ただその時に言われたのは、「海外に駐在するけど、お前すぐに海外に行けるお金あんの?」と言われたのだった。
即座に僕は「お金はあります」と言った。
実は学生時代にバイト代を溜め続けて、人生でのチャンスをすぐに掴める時に、そのお金を使えるように準備をしていたのだった。
結果として、紹介後にすぐに航空券とホテルを予約して、非常に優秀なOBの方2名を紹介して頂くことができたのだった。
また社会人1年目に自分は将来独立して働いていきたい!と思っていた矢先に知人から仕事を紹介されたのだが、その時も二つ返事で「やります!」ということができた。
なぜなら、それは僕が大学1年生からずっと準備をしていたから。
どういう人生を送りたいか?そのためにどのような知識が必要で、努力が求められるか?をイメージし続けていたのだった。
ただ、そのための手段がなくて、具体的なアクションが最後のピースだった。ただ、チャンスがきた時にすぐに掴めるようにということは常に考えていた。
実際にそれは自分にとっての人生で一番の幸運だったのだが、それも準備できていたからに他ならないと感じている。
最後は転職だ。 これもずっと転職のオファーが来た時に準備していたので、ヘッドハンターから仕事の依頼が来たときに、すぐに対応することができ、結果として1ヶ月もかからずに転職を無事終えることができたのだった。
このように自分自身の人生を振り返って思うのは人生におけるチャンスを掴んだ瞬間は例外なく準備をしていた。
タイミングを掴むことの大事さ
なぜ幸運を掴むのには準備が必要なのか? それは間違いなく、自分の思ったタイミングでチャンスは来ないからだ。
つまりそれが来るかどうか?言われたら僕は間違いなく誰にでも来るし、誰にでも来たことがある、と言える。
ただそれに気づく人は常に準備している、求めている、そういう人ではないかと思う。
アンテナを張っていればチャンスにピンとくる。 でもそうでない人には同じ情報でもスルーだ。
だからこそ、人生の価値観や方向性は決めておいた方がいいと思う。
なんとなくでも構わないから、行く方面がないと、何にも気づくことができないから。