ロシア関与のハッカー集団、米マイクロソフトに不正アクセス図る

欧州委の「マイクロソフト365」使用、EU当局が規則違反指摘
欧州データ保護監察機関(EDPS)は11日、欧州連合(EU)欧州員会が米マイクロソフトのソフトウェアを使用していたのはEUの個人情報保護規則に違反していると指摘した。(2024年 ロイター/Dado Ruvic/Illustration/File Photo)
[8日 ロイター] - 米マイクロソフト(MSFT.O), opens new tabは8日、ロシア政府の後ろ盾を受けるハッカー集団「ミッドナイト・ブリザード」が今年1月にマイクロソフトの電子メールをハッキングして盗んだ情報を使って、再びマイクロソフトのシステムに侵入しようとしていると発表した。
マイクロソフトは1月、ミッドナイト・ブリザードがシステムに侵入し、従業員のアカウントから電子メールと文書の一部を盗んだと発表していた。 もっと見る
ブログでの声明で「ここ数週間で、ミッドナイト・ブリザードが当社のメールシステムから先に盗み出した情報を使用し、不正にアクセスしようとする証拠が確認された」と明かした。
マイクロソフトによると、このデータにはソースコードリポジトリや社内システムの一部が含まれているが、顧客向けシステムがハッキングで侵害されたという証拠はないとした。

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