トランプ氏のS・オコナーさん楽曲使用に「憤慨」、管理会社が禁止

トランプ氏のS・オコナーさん楽曲使用に「憤慨」、管理会社が禁止
 アイルランド出身の歌手・活動家で昨年死去したシニード・オコナーさんのレコード会社が、トランプ前米大統領に対して政治集会でオコナーさんの楽曲を使用しないよう求めた。写真はオコナーさんの壁画。ダブリンで昨年7月撮影(2024年 ロイター/DAMIEN STORAN)
[ロンドン 4日 ロイター] - アイルランド出身の歌手・活動家で昨年死去したシニード・オコナーさんのレコード会社が、トランプ前米大統領に対して政治集会でオコナーさんの楽曲を使用しないよう求めた。
クリサリス・レコードと遺産管理団体は、米大統領選の共和党指名争いでリードするトランプ氏が政治集会でオコナーさんのヒット曲「愛の哀しみ(Nothing Compares 2 U)」を使用したことに「憤慨」を表明。
声明で、オコナーさんが生きていれば、トランプ氏に自分の作品を誤用されたことに「嫌悪感を抱き、傷つき、侮辱を感じただろう」と述べ、「遺産管理者として、彼女の音楽を使用することを直ちにやめるよう求める」と述べた。
これまでにも米歌手の故トム・ペティさん、英歌手アデルさん、米ロックバンドのR.E.M.など、多くのアーティストがトランプ氏に楽曲の使用中止を求めている。

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