台湾総統選、中国を受け入れるかどうかの選択に=与党候補頼氏

台湾総統選、中国を受け入れるかどうかの選択に=与党候補頼氏
来年1月13日に投開票される台湾総統選について、有力候補である与党・民主進歩党(民進党)の頼清徳副総統は21日、台湾が民主主義の道を進み続けるか、中国に取り込まれるのかの選択を迫られていると訴えた。写真は台北市の中央選挙管理委員会で次期総統選挙登録を終え、記念撮影をする頼清徳副総統で21日撮影(2023年 ロイター/Ann WAng)
[台北 21日 ロイター] - 来年1月13日に投開票される台湾総統選について、有力候補である与党・民主進歩党(民進党)の頼清徳副総統は21日、台湾が民主主義の道を進み続けるか、中国に取り込まれるのかの選択を迫られていると訴えた。
中央選挙委員会(選管)に立候補を届け出た後、記者団に述べた。
台湾の安全保障は国際的な問題であり、世界中がこの選挙に注目しているとし、「台湾の人々は台湾を信頼して民主主義の道を進み続けるか、中国に依存して『一つの中国』という古い道をたどり、中国に取り込まれていくかのいずれかを選ばなければならない」と述べた。
頼氏は20日、駐米代表を務めた蕭美琴氏を副総統候補に指名した。 もっと見る
中国国営テレビは20日夜、ウェブサイトに論評を掲載し「悪党が共謀している」と頼、蕭両氏を非難した。「台湾独立は戦争を意味する。両氏は中台の緊張と対立を激化させる」と主張した。

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