米上院、つなぎ予算案の審議入り動議を可決 政府閉鎖回避に前進

米上院、つなぎ予算案の審議入り動議を可決 政府閉鎖回避に前進
米議会上院は16日、連邦政府の一部が閉鎖される事態の回避に向けて3月までの政府資金を手当てするつなぎ予算案の審議に入る動議を、賛成68、反対13の賛成多数で可決した。資料写真、2023年8月撮影(2024年 ロイター/Kevin Wurm)
[ワシントン 16日 ロイター] - 米議会上院は16日、連邦政府の一部が閉鎖される事態の回避に向けて3月までの政府資金を手当てするつなぎ予算案の審議に入る動議を、賛成68、反対13の賛成多数で可決した。政府閉鎖回避に向けた手続きの最初のハードルをクリアした。
つなぎ予算案は上院で可決後に下院で審議される。
2024会計年度(23年10月―24年9月)につなぎ予算で政府閉鎖を回避するのは3度目となる。
現行予算は農業や運輸、住宅、エネルギー関連などの分野が19日に、防衛など他の部分が2月2日に期限が切れる2段階構成となっている。
新たなつなぎ予算案では、第1段階の予算が3月1日まで、2段階の予算は3月8日まで期限が延長される。

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