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【市況】日経平均VIは小幅に低下、株価下落も適度なスピード調整との見方も

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより

日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は14時5分現在、前日比-0.01(低下率0.06%)の17.88と小幅に低下している。なお、今日ここまでの高値は18.85、安値は17.25。

今日の東京株式市場はやや売りが先行し、日経225先物は小幅に下落して始まり、取引開始後は売り優勢で、日経225先物は下げ幅を広げる展開となっている。一方、市場では引き続き高値警戒感も意識されており、今日の株価下落は適度なスピード調整との見方もあり、今日は株価が軟調だが、ボラティリティーの高まりを警戒するムードは大きくは広がらず、日経VIは概ね昨日の水準近辺で推移している。


【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。

《SK》

 提供:フィスコ

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