こんにちは、しえるです。乾燥するこの時期、私…いや全人類にとって恐るべき現象があります。それは…静電気。
またの名を静電気女です |
この冬も例外なく、ドアノブを握る時、手と手が触れあう時、服を脱ぐ時など、しょっちゅうバチバチやっております。指先へのダメージはもちろんですが、心臓がキュッてなるのが嫌ですよね(これが恋ならいいんですが…)。というわけで、徹底的に静電気を防止する方法を考えてみました。個人的に有効だと思う対処法を10通りご紹介します。
まずはドアノブでの「バチッ」を防ぐ方法です。
1.他人が開けるまで待つ 実用性★☆☆☆☆
これは考え得る中でもっとも楽な解決方法ですが、扉の前でスタンバっている必要があります。あまりに人が来ない場合は、暇そうな人に電話して開けに来てもらいましょう。急いでいる時には使えないという難点があります。
ドアが開いたら駆け込みましょう |
2.壁や地面に触る 実用性★★☆☆☆
有名な対処法ですね。ドアノブを触る前に、金属よりもゆっくり電気を通す物質に触れることで、体に溜まった静電気を放電させることができます。ただし、それでも「バチッ」とくることがありました。
壁ドンの練習をしていると勘違いされる可能性があります |
3.静電気除去グッズを使う 実用性★★★★☆
文明の利器に頼るのもひとつの手です。これまでに調査隊で紹介された静電気を除電するキーホルダーとか、つけているだけで放電してくれるリストバンドとか、いろいろなグッズが出ています。一見すると静電気除去グッズだとは思えないようなシュシュタイプのもあるんですよ。
4.静電気除去シートを使う 実用性★★★★★
よくエレベーターやガソリンスタンドで見かける静電気除去シート。あれ、自分ちにもあればいいなと思いませんか? もちろん家庭用もありますよ。自分がよくバチッとくる場所の近くにぺたぺた貼っておけばいいんです! 外出先でも使えるように、1枚くらいは持ち歩いてもよさそうですね。「ここに触れたから大丈夫」という安心感があって、かなりおすすめです。
さてここからは、手と手が触れあう時の静電気対策です。
5.直接手渡ししない 実用性★★☆☆☆
鍵などの金属的なものを受け取る時は、「机に置いてください」と言うことでビリビリを回避することができます。ただし、「嫌われてるのかも…」と相手を傷つける可能性があります。
「しえるさん、これ倉庫の鍵です」 「あっ直接はちょっと…」 |
「机に置いてもらえます?」 「…」 |
6.ゴム手袋を装着する 実用性★★★★☆
自分の手に絶縁体をまとう方法です。これなら相手に不快感を与えることなく、静電気を防止することができますね。デザインもたくさんありますので、お気に入りを選びましょう。厚手のものがおすすめですが、少しゴム臭がするかもしれません。
ジャーン |
これなら手渡しも怖くありません |
ここからは、服を脱ぐ時のバチバチを防ぐ方法です。
7.服を着ない 実用性★☆☆☆☆
服を着なければ、もちろん服による静電気は発生しませんね。風邪をひかないようにしましょう。
8.静電気が発生しにくい素材の組み合わせを心がける 実用性★★★☆☆
どうやら、衣服同士がこすれることでも静電気が発生するらしいのですが、素材の組み合わせによってその度合いがかなり変わるそうです。下の画像をご覧ください。左右に離れている素材ほど静電気の発生量が増えるのだとか。例えば、アクリルのニットに毛皮のコートという組み合わせだと最悪です。できるだけ赤いゾーン同士、または青いゾーン同士の素材を組み合わせるといいでしょう。
ちなみにこの日着ていたニットは「毛60%、アクリル40%」。単体で静電気が発生しちゃう地獄の素材でした |
9.皮製品に触る 実用性★★★★☆
マフラーなどを外す前に、帯電しにくい皮製のベルトなどに触れることで静電気を放電できるそうです。おもむろにベルトに触れるなんて、仮面ライダーかな? と勘違いされるかもしれませんので、ほかの人のベルトや革靴を触るなんてのもいいでしょう。
放電させてください、お願いします |
ここまでで9通りの対処法をお送りしてきましたが、あなたにぴったりの静電気対策は見つかったでしょうか? 全部試してみたけど、それでもビリビリくるという方のために、とっておきの対処法を教えます。
10.引きこもる 実用性★★★★★
ドアノブを握ったり、人と触れあったり、服をいっぱい着たりしようとするから静電気に悩まされるのです。外に出るなんて危険なことはやめてずっとベッドにいれば、静電気のことを忘れて快適に暮らすことができますよ。