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「望む」「臨む」「覬む」の違い

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「望む」「臨む」「覬む」の違い

「のぞむ」という言葉がありますが、漢字で表した場合、「望む」「臨む」などが思い浮かぶと思います。ではそれぞれにはどのような意味があり、どう違うのかを考えていきたいと思います。

望む」は、「遠くを眺める」「ねがう」という意味で使われます。「美しい街並みを眼下に望む」「和解を望む」という使い方をします。

臨む」は、「面する」「直面する」「出席・参加する」「立ち向かう」という意味で使われます。「海に臨む家」「危機に臨む」「試合に臨む」という使い方をします。

このように読みは同じですが、異なる漢字のものを同訓異義といいます。「望む」と「臨む」で紛らわしいのは、「望む」には、「遠くを眺める」という意があり、「臨む」には「面する・目の前にする」という意があります。遠くから一望する場合は「望む」で、すぐ目の前の場合は「臨む」が適切です。

その他には「覬む」などがあり、覬むは「身分不相応なことを願う」という意味で使われます。

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