本日の「賢人たちに学ぶ 道をひらく言葉」を贈ります。
「現在、権威にされているものでも、かつて、古い権威を否定した時の情熱を持ち続け、さらに飛躍して自分自身と時代を乗り越えようと進んでいる場合には、その人は打ち倒される古い権威側ではなく、若さと新鮮さの陣営にある。」
<岡本太郎>芸術家
プロ講師が講演会やセミナーで講師がスピーカーとして登壇し、本人が話を始める前に、必ずやることがあります。
それは、まず司会者が講師となる人物の輝かしいプロフィールを実績や執筆した本、マスコミの取材などを第三者の立場で紹介し、登壇者に話を繋げることです。
これを導入部分で展開する訳は、「この講師は、凄い人物だ!」と最初に聴衆に対し強く印象付けて置くことで、参加者に「権威性」を十分に認めさせ、講演の内容を受け入れ易くさせるためになります。
なぜこうなるかと言うと、「人は権威を持っている相手に対しては盲目になり、それが正しいかどうかに関係なく従ってしまう」という「権威性の法則」という人間心理が働くからです。
人は「その道の専門家」の話にすんなりと納得してしまいがちです。
それゆえ、この「権威性の法則」を意識し大手上場企業の肩書や過去の実績、クライアントの声、有名人からの推薦状などを盛り込んだ、魅力的なプロフィールを作成することが欠かせません。
また、本人がコンサルタントが自分自身で見込客にテレアポをしたり、営業活動をすると権威性が下がる可能性があります。このことから、「顧問紹介会社」や「プロ人材紹介」のエージェントを使うと効果的で、書類審査の通過率や面談に至る確率が圧倒的に高まると言えるのです。
「プロ顧問」の中には、自然にこの権威性の法則に早い段階から気付き、意図せずして自然に取り組んでいるエキスパートも多いかと思われます。
ですが、未だこれからという方は、権威を演出するために「大学名」「大手企業の肩書き」「実績」「資格」「受賞歴」「論文」「著書」「人脈リスト」などによる「箔付け」を行うことで、今までとは選考のプロセスが劇的に変化し、面談でも自分の意見に従って貰い易くなります。
その結果、顧問先となる沢山の優良クライアントの獲得にも磨きが掛かり、多方面に様々な良い影響を及ぼすことができるのです。
プロ顧問として良い影響力を及ぼす、権威性を演出してますか?
<本田季伸>