自宅開業や表札が出ていない場合は、郵便局に転居(転入)届を提出しましょう

開業

こんにちは、大阪市の女性社労士 小森ゆかりです。


8月下旬に、社労士賠償保険の手続きを行ったところ、無事に受理されたようです。

そこで、その控えを事務所住所宛に返送して下さったようなのですが、宛先不明で返却されてきたということで、保険代理店から私にお電話がありました。

新事務所宛の郵便物が届かない

現在私は、勤務している社労士事務所と同じ場所・同じ部屋内で開業させてもらっているのですが、ポストに表札がまだ出ていないため、郵便屋さんが私の事務所宛の郵便物を、宛先不明として差し戻してしまいました。

それはそうですよね、わかりませんよね。
私はその点について全く考えていなくて、保険代理店から電話をもらって初めて気が付きました。

今後、何回か私宛の郵便物が届いたら、さすがに郵便屋さんもあれ?と思って、確認しに来てくれるかもしれません。
でもそれまでただひたすら待って返却を繰り返すのも、郵便物を送って下さった先方にご迷惑がかかるので、何か自主的に手続きができないかと調べてみました。

転居届→転入届として届け出できる

これまで何度か自宅の引っ越しは経験しているので、その都度、郵便局への届出として転居届を利用したことはありました。

郵便局のサービスである転居届とは、旧住所に届いた郵便物を、1年間無料で、新住所に転送してくれるものです。

※今回の転居届は、同じ市区町村内で引っ越しをしたときに役所に出す転居届のことではありません。

郵便局で聞いてみたところ、なんとこの転居届を、転入届という形で提出することで、新しい会社や事務所宛の郵便物を確実に届けてもらえるようになるということです。

旧住所は空欄のまま届け出する

郵便局に置いてある転居届の用紙には、「転入届」という表記はありません。

用紙の上部には旧住所を、下部には新住所を書く欄があります。
通常の転居の場合は、上下とも記入することによって、旧住所宛の郵便物が新住所宛に転送される仕組みです。

これを今回は、旧住所欄は空欄のまま、新住所欄のみ記入してポストインすることで、転入届の働きをしてくれるということです。

ポスト投函から1週間~10日程度で、効果が発揮されるそう。

e転居では転入届のサービスは対象外

通常の引越しの際は、e転居といって、インターネット又はスマホからこの手続きができるサービスがあるのですが、今回試してみたところ、旧住所も入力しないとエラーとなり完了することができませんでした。

なので転入届としての転居届の提出は、現状書類で行うしかないようです。

でも切手を貼らずにポストインするだけなので、とても簡単に手続きできます。

まとめ

自宅開業した方で、事務所名を表札に出していない方や、1つの住所に2つの会社が存在する場合にも、使える手続きだと思います。

郵便屋さんにはお手数をおかけしますが、これで何とか滞りなく郵便物が届くことを願います。

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