Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play
Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play

ポルノグラフィティ、2年半ぶり全国ツアー20カ所28公演完走 ライヴと連動した「テーマソング」MV公開

ぴあ

ポルノグラフィティ『17thライヴサーキット“続・ポルノグラフィティ”』12月22日 東京・東京ガーデンシアター

続きを読む

ポルノグラフィティが、約2年半ぶりの全国ツアー『17thライヴサーキット“続・ポルノグラフィティ”』のファイナル公演を12月22日に東京・東京ガーデンシアターで開催した。

本ツアーは、9月にリリースされた最新シングル『テーマソング』を掲げて、全国20カ所28公演を開催。ツアータイトル“続・ポルノグラフィティ”には、ここまで続けてきたこと、そしてこれからも続けていくこと、その自身たちの音楽への意志表示と覚悟が込められており、ライヴではまさにそのタイトルを体現し、音楽に対してストイックに向き合う2人の姿が印象的だった。

ライヴは最新シングルに収録されている「IT'S A NEW ERA」からスタート。混沌とした現状を打破し、未来へ向けたストレートなメッセージソングは、まさにオープニングを飾るにふさわしい楽曲だ。間髪入れずに「幸せについて本気出して考えてみた」「ドリーマー」と立て続けに披露。客席からは声は出せないものの、息の合ったクラップで会場の一体感は一気に高まった。さらに「ANGRY BIRD」「今宵、月が見えずとも」とハードロックチューンで会場を沸かせた。

岡野昭仁

MCでは岡野昭仁が「デビューから23年やってきて、色々なことを経験することができた。ただ今年また新たな刺激的な経験をすることができた。それが「THE FIRST TAKE」です。」と語り、アコースティックverでポルノグラフィティの真骨頂ともいえるラテンサウンドの「ミステーロ」「サウダージ」を披露。岡野は「サウダージ」の冒頭をマイクなしのアカペラで歌唱し、ホール全体に真っ直ぐに響き渡る歌声に客席は一瞬息をのむ静寂のあと、割れんばかりの賞賛の拍手で包まれた。

そしてアコースティックから一転、こちらもポルノグラフィティのファン垂涎の「鉄槌」「Fade away」とダークでロックな楽曲に、まるで生き物のように動く照明演出が重なり、よりディープな世界観に引き込まれる。その後は「救いのない曲が続いたので(笑)、ここからは愛の歌を歌います」と「元素L」「Winding Road」と立て続けに披露し、ライヴは後半戦に突入。

新藤晴一

「この2年で世の中の雰囲気はガラッと変わった。希望を感じることが難しいかもしれない。でも僕たちには未来があるって信じていたい。今日がその未来に向けての船出の日にしよう!」という岡野のMCから始まったのは「THE DAY」。イントロの新藤晴一のギターソロが始まると、そこから一気に会場のボルテージは最高潮に。「REUNION」「メリッサ」「ハネウマライダー」と立て続けに披露し、声を出すことができないということを忘れるくらいの熱気が会場全体に伝わった。

本編最後の楽曲は「テーマソング」。同曲はユニゾンパートが印象的な応援歌となっているが、今回のライヴではお客さんは声を出すことができない。「みんな声は出せないけど、その分手が痛くなるぐらいのクラップを届けてほしい。そしてその手の痛みを忘れずに、一緒にこの曲を歌える日までの希望にしよう」昭仁は歌唱前のMCで観客に訴えた。ここでも制約があることが、よりお客さんの一体感を生み出し、クラップは会場全体を一つにした。

「次会うときは、みんなで一緒に歌おう!!」という、メンバーのメッセージとともに本編は終了。後半はポルノグラフィティがライヴバンドと言われる所以を感じられるような、圧巻の底力を見せつけたパフォーマンスであった。

みんなの渾身のクラップを忘れずに希望にしよう!

アンコールでは、岡野が「新しい楽曲を皆さんに届けることこそが、「続・ポルノグラフィティ」だと思ったので、新しい曲を持ってきました」と話し、「メビウス」「ナンバー」と新曲を2曲立て続けに披露。これからのポルノグラフィティの未来を感じさせる、まさにツアータイトル「続・ポルノグラフィティ」にふさわしい楽曲だ。そして恒例のアンコール最後の曲「ジレンマ」でライヴは幕を閉じた。

コロナ禍、声が出せないなど色々と制約がある中、メンバーとお客さんとで作り上げてきたツアーが完結。こういう状況だからこそ、いつもにも増して、より観客の熱量や思いをしっかり感じることとなった今回のツアーであった。

そしてファイナル公演直後に、本ツアーのまさに“テーマソング”であり、自身たちを含む現代を生きるすべての人を鼓舞する楽曲「テーマソング」のMusic Videoが公開となった。

「声が出せない今だからこそ、みんなでユニゾンで歌い合えるような曲を作りたい。そしてそれをみんなで一緒に歌える日までの希望にしたい。」そんな思いで作られた楽曲「テーマソング」。何かにつまづいたり、ふと目標を見失いそうになりながらも、今一度繋がっている空の下で深呼吸して、それぞれが懸命に自分の人生に向き合っていく。そんな日々に寄り添いながらも、その胸を熱く揺らす自分自身への応援歌であり、そしてみんなのための応援歌でもあるような1曲だ。

ライヴツアーのコンセプト楽曲ではあるが、“テーマソング“は続き、ツアー終了後のその先の人生をも鼓舞する、そんな希望が込められた楽曲だからこそ、MVはこのタイミングで表現することにこだわって作られたとのこと。映像では、コロナ禍のライヴ会場で声を出せない観客を前に「また会おうよ!また会ってみんなで今度こそ大きな声で歌って一つになろう。その時まで、このみんなの渾身のクラップを忘れずに希望にしよう!」と岡野がライヴステージで放ったメッセージからスタートし、それぞれ違う環境でマスクをしながら、日々葛藤している人たちの生活が描かれている。

また冒頭のライヴ映像は、今回のツアーファイナルの会場である東京ガーデンシアター公演の模様で、まさにツアー終了からさらなる物語が続いていくというメッセージが強く込められた作品となっている。

ポルノグラフィティ「テーマソング」MV

<公演情報>
ポルノグラフィティ 全国ツアー『17thライヴサーキット“続・ポルノグラフィティ”』

12月22日(水) 東京・東京ガーデンシアター

セットリスト

M01. IT'S A NEW ERA
M02. 幸せについて本気出して考えてみた
M03. ドリーマー
M04. ANGRY BIRD
M05. 今宵、月が見えずとも
M06. Free and Freedom
M07. Love,too Death,too
M08. ミステーロ(アコースティック)
M09. サウダージ(アコースティック)
M10. 鉄槌
M11. Fade away
M12. 元素L
M13. Winding Road
M14. THE DAY
M15. REUNION
M16. メリッサ
M17. ハネウマライダー
M18. テーマソング
EN1. メビウス(仮)
EN2. ナンバー(仮)
EN3. ジレンマ

<リリース情報>
ポルノグラフィティ ニューシングル
『テーマソング』

Now On Sale

●初回生産限定盤【CD+BD】5,500円(税込)
●初回生産限定盤【CD+DVD】5,000円(税込)
●通常盤【CD Only】1,500円(税込)

『テーマソング』初回生産限定盤ジャケット
『テーマソング』通常盤ジャケット

【CD収録曲】
1. テーマソング
2. REUNION
3. IT’S A NEW ERA

【BD / DVD特典映像内容】
昨年12月に行われた配信ライヴ『CYBERロマンスポルノ’20〜REUNION〜』映像(全曲収録)

「テーマソング」ドキュメント映像(フルVer.)

配信リンク:
https://pornograffitti.lnk.to/Themesong

関連リンク

ポルノグラフィティ 楽曲配信URL:
https://pornograffitti.lnk.to/Play

ポルノグラフィティ オフィシャルHP:
http://www.pornograffitti.jp/index.php

ポルノグラフィティ オフィシャルTwitter:
https://twitter.com/pg_koushiki

ポルノグラフィティ オフィシャルInstagram:
https://www.instagram.com/pg_staff/

ポルノグラフィティOfficial YouTube Channel
https://www.youtube.com/user/pornograffittiSMEJ

アプリで読む