ライター : Raico

製菓衛生師 / スイーツ&フードアナリスト / フードライター

「軽食」ってどんなもの?

「軽食」と聞くと、どのようなものを想像するでしょうか?軽食とは読んで字のごとく、軽い食事のこと。手間や時間をかけることなく、簡単に食べられるものを指します。

ボリュームが控えめのものが多く、おやつや夜食に食べたくなるものがたくさん。もちろん、忙しいときにもサッと食べることができます。

どんなときに食べる?

では、軽食を食べたくなるのはどんなときでしょうか。簡単に食べられる軽食は、一日の中で大活躍してくれる便利なメニューです。

食事にゆっくりと時間をかけられない朝や、軽く済ませておきたいランチ、夕方からもうひと頑張りしたいときのおやつ、夜更かしのお供の夜食としてなど、いろいろなシチュエーションで楽しむことができますよ。

英語では「スナック(Snack)」

日本語で「スナック」というと、サクサクしたお菓子のことを表します。一方英語の「スナック(Snack)」は、軽食のこと。

その内容も日本の「軽食」よりも広い意味で使われ、ハンバーガーやサンドイッチはもちろん、サラダやチョコレートなども含まれます。軽い食事あれば食べ物の内容は問わない、ということなのです。

世界の軽食としての定番メニュー

日本

日本の軽食といえば、おにぎりを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。片手で食べることができ、時間がないときでもさっと食事を済ませることが可能。まさに軽食の王様と言っても過言ではありませんね。

小さいサイズでパクッとつまめる巻き寿司やおいなりさん、甘いものならおまんじゅうなども軽食のひとつです。

西欧

西洋で人気のある軽食といえば、フランスが発祥のカスクートではないでしょうか。カスクートとは、直訳するとフランス語で「パンの皮を割った」という意味。

名前の通り、切れ目を入れたフランスパンにチーズやハムなどを挟み、フランス風のサンドイッチとして仕上げるメニューです。今ではカスクートという言葉自体に、軽食という意味が含まれるそう。

中華

中華料理の軽食といえば、ひと口大のサイズで作られる点心がありますね。もともと点心は「空心(すきばら)に小食を点ずる」という意味があり、小腹を満たすための料理そのものをいいます。

餃子やシュウマイなどの塩味の味付けがされているものだけでなく、桃まんやごま団子などの甘いものがあるのも魅力的ですね。

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